14:00から臨時主任会が開かれる。そこで正午前に「すゞ金」へ赴き、明後日の教室会議の昼食用「うなぎ弁当」を注文、代金を立替払いしておく。大学院と学部の合同会議で総勢16名。25,600円也。続いて隣の郵便局で振込み2件、7,160円也(手数料込み)。
主任会は諸々の確認事項だけと思いきや、延々3時間近くかかった。うんざり。学部長殿は「災害」がご専門の一つだと思うので、張り切っておいでだ(同じことを3回おっしゃった。くどい!)。そうそう、社会学の主任殿に、ミネラルウォーターと大五郎を間違えた話は傑作でしたねと言われましたわ。
しかし、どうしてみんなこう喧嘩腰なんだろうね。事務がやればよいではないかとは、何という言い種か。できることは何でも協力するという姿勢で行かないと…。学生の安否確認や、非常勤の先生方への連絡など、世帯が大きいだけに、皆が協力しなければ立ち行くまい。
主任会の延長戦は、来年度の入学生から適用される所定単位の改変に関わる問題を協議する。ウチの学部は度し難い蛸壺システムで、「複雑怪奇」なのだ。特殊な科目運用をしているコースの名前が読み上げられる。フランス文学、ドイツ文学、ロシア文学・・・「三国干渉だな」とつぶやいたら、笑われた。他に歴史系のコースがいくつか。資格関係なのだそうだ(ウチのコースの資格関係専門科目はきれいに処理してあるのだ、えへん)。
同居人と待ち合わせて帰宅することに。道でM職員(超有名な版画家の甥御さんです)と出会ったので、いかがですか?と尋ねると、留学生と外国人研究員が一人残らず帰国してしまったとか。やはり外国人の方々にとっては、恐怖だよなあ。核の恐怖か。格さんは水戸黄門。で、待ち合わせ場所、人もすさめぬ神田川の「花の夕映え」。
千葉県浦安あたりも液状化の被災地だが、死者が出たという話も聞かないので、安否確認の対象外となったのかもしれない。しかし、ライフラインが断たれたままの家屋も多いという。上下水が使えないと大変だ。同居人が、「そういう時に無洗米はありがたいのよね」とのたまふ。この間、生協で無洗米を大量にお買いになっていたからな。「ははあ、だから昨今、『むせん飲食』が流行るんだね」と答えたら、殴られた。金払えよ!
鋭意安否確認中ですが、
学生に犠牲者は確認されていないものの、
実家の被災は確認できます。
以前のブログにも書きましたが、
同僚教授もご両親が行方不明のよし。
福島の原発近辺の状況はもっと過酷ですね。
ところで原子力の歌語は
「大き異火(ことひ)」らしい。
高野公彦の短歌あり。