そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

4月13日(水)会議日復活

2011年04月13日 | 公開

  自粛しろと言われるのも、自粛するなと言われるのも、余計なお世話だと思う。心の赴くままに判断したい。押しつけがましさに敏感になっている今日この頃。

  S教授の訃報が新聞に載っていた。日本学士院賞恩賜賞を受賞された大先生であるが、私なんぞにも気さくに挨拶をしてくださった。たいへんに立派な先生であったが、なんともはや、ウチは現役の教授が亡くなることが実に多い学部だなあ。定年が比較的遅いということもあろう。長生きしたいなら、早くやめるにしくはないか。定年退職まであと5年ばかり。

  水曜は会議日で、さすがに今週あたりから復活である。11:00から某重要会議。終わってから教務主任殿に呼びとめられ、2013年度からうんぬんかんぬんという話を打診される。一瞬何のことか分からなくなったが、はいはいとお返事した。その話でT教授とご相談し、いくつかの雑務をこなしてから、「Cafe GOTO」でコーヒーとアップルパイをいただいて昼食の替わりとする。

  14:00から1時間半ほど運営主任会。議題数に比してやはり時間がかかった感じ。時間がかかると、議案書をじっくり見てしまうから、変なことに気が付いてついつい発言し、またもや会議が長引くことになる。コースへの新級者数が確定。わがコースは定員の見直しを要望し続けているが、一向に埒が明かない。そのことをちくりと発言した。数字を見れば、Cコースから1ユニット分を召し上げて、我がコースににくれればよいだけの話で、誰が見ても明らかだ。しかし、定員とはいわば領土なので、人事にも連動し、そう簡単にはいかぬだろう。まあ、実態的には要望は実現しているとも言えるので、積極的に恨みを買うようなことをするつもりはない。「実効支配」が重要ですな。主任会が終わってから、副学部長殿に、しつこく「嫌味」を申し上げておく。いざとなったら戦争も辞さんぞ、という態度が、外交交渉では必要だからね。日本国憲法は関係ない。(笑

  30分ほど空き時間ができた。研究室に戻ってF助教に書類を渡し、TAのIさんには抜刷を渡した。他の執筆者の分も預けておく。16:00からまた某重要委員会のキックオフ。専任教員の半数近くが動員されたので、壮観であった。これまた1時間半ほどかかる。

  地下鉄の駅で偶然、教務統轄T常任理事にお会いする。いろいろ大変でしょうねぇと申し上げる。教務部長殿は過労でぶっ倒れたそうである。さもあらん。来週の教授会にお邪魔しますと言われた。入試の時に起こった例の問題の処置についてだそうだが、大震災と原発事故でふっ飛んじゃった感じだ。もういいんじゃないですかと言いたかったが、そういうわけにもいかんのだろう。

  昨日「黒牛」の純米酒の1升瓶を買ってきたから、今夜の肴を買いになぜか「アルパージュ」に寄る。ロックフォールを切ってもらったら黴があまりついていなかったので、別のヤツに換えてもらった。真っ白いロックフォールじゃ感じがでない。オリーブも200gほど買う。そうそう、K教授がおもとめになったという桜味?のチーズというのを聞いてみたら、今期最終の入荷品がありますとのこと。共働学舎新得農場の「さくら」という製品でありました。

  人気のチーズで、例年予約で完売のところ、このようなご時勢で今年はあまり売れないのだそうだ。試しに買って帰って晩酌に食ってみたが、話の通りさわやかなお味でありました。

 

 

 


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