そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

4月6日(金)新年度初授業

2012年04月06日 | 公開

 13:00から新入生の必修演習初回。30名のクラス編成で、まだ入学して1週間たたない学生たちを相手にする。中に娘の出身高校の後輩がいた。のっけから5名ずつの班を編成、グループワークをしてもらうための単位である。こういうのは、四の五の言わせず処置してしまうのが、亀の甲よりも年の功だ。それから自己紹介をお願いし、班ごとの課題を指示した。まあ、夏休み前に8000字のレポートを仕上げてもらえば終わりである。

 一休みして、本年度からご出講願う非常勤講師のS氏に、いろいろご案内申し上げる。その前に、薄茶を1服呈した。ポケットに菓子を入れていたのだが、うっかり潰してしまい出しそびれた。失礼いたしました。大学院の講義なので、正規登録者以外にもモグリが多い。モグリで受講せよと奨めているせいもある。

 珈琲豆を買いに「緑の豆」に寄った。いつものおにいさんがおいでにならない(神楽坂ブレンドを注文したつもりが、帰宅して確認したら朝日坂ブレンドだった)。焙煎の具合は?と、おねえさんに説明するのがいちいち面倒臭い。すると、大学院コースの同僚別のT教授が。ここでいつも豆をお買いになるという。既に注文されていて、先に出て行かれた。ありゃ偉い人で部長さん、私は歳は上だけどただの主任と、おねえさんにご説明申し上げた。

 桜が満開だったので、「東京松屋本店」で桜の花弁型の葛菓子を買った。その近くのギャラリーで茶道具の展示をしていたので、思わず入った。白ワインをふるまわれて恐縮。結構なお道具だった。小服茶碗の気に入ったのがあったが、さて、どうするかな。


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