そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

9月24日(土)学位授与式

2011年09月24日 | 公開

 桃夭会へ行く。10:00少し前に湯島聖堂へ着いてしまった。会館に入れる時刻まで15分ほどある。ちょうど大成殿が開いていたので、初めてお参りした。

 13:00まで筒井紘一先生のお話をうけたまわる。終了後、A君のことを申し上げた。次回の会場はウチの大学だから、その機会にちょっと挨拶させることにしようかな。

 大急ぎで大学へ移動。今日は3月に東日本大震災のため中止となった博士学位の授与式が行われる。私が主査をつとめたS君が、学位記をもらうというわけで、顔を出さねばなるまいて。式には間に合わぬのは承知のうえ、引き続いての祝賀会に駆けつける。

 奥さんと、3人のお子さんが一緒だった。本来3月に行われるはずだったが(授与は2月の日付だと思う)、大震災のため、学位記は茶封筒に入れて送られてきたそうだ。それじゃあ、あんまりだ…というわけで、このたび改めて学長から手渡されたという次第。その様子は祝賀会場のビデオで映されていたから、しかと拝見いたし候。ささやかなお祝いと、頼まれていた推薦状を渡す。

 帰宅したら、娘が松江から帰って来ていた。お婆ちゃんから子どもの頃の写真をもらったというので、見ると、2歳のお誕生日の前後に帰省した折のスナップ写真だった。亡父も生きていて写っている。当たり前か。2歳の子が、お点前をして、お薄を啜っている。松江は、なんでもかんでもお茶、お茶であるな。

 Nさんはめでたくご結納のよし。おめでたう存じます。


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