そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

7月19日(木)歌会催行

2012年07月19日 | 公開

 昼食は「五郎八」へりんだもぢりに行く。サラダそばを注文。先客でE学部のI 教授がいらしたから、世間話をした。お宅の学部長はどうなりました?とお尋ねすれば、副学部長がご昇格だそうだ。ウチはイ・スンマン政権ですとご報告した。別にイ・ミョンバク政権でもいいがな。E学部も再編問題で大変らしい。強硬な反対派が、我々の同業領域の学科なのだそうだ。その最右翼がN教授とは、目に浮かぶようである。ありゃせっかちな御仁ですからなあと言うと、I 教授はははとご同意あそばした。

 サラダそばは、昨年までアボガドそばだった。美味いんだが、アボガドがどんと載っていないとインパクトが無い。女将に復活させるべきだ!と強く申し上げたが、別料金でアボガドトッピングしてくれてもいいんじゃないだろうか。

 大学院の授業はさくさく進んで、演習は来週で予定分を読み終えることができそうである。後期は何を読むか、候補は浮かんでいるが、まあ来週相談することにいたそう。I さんから、T教授のようにちゃんと輪読成果が形に残るようにすべきだとの意見も出たが、それだと皆の関心にうまくフィットするとも限らないように思うんだよね。テクストは考えて選択しているので、受講者が各自で自分の研究に活かしてくれたらよれでよいと思っている。

 教員ロビーを通りかかると、C学部のM教授がソファーに腰を沈めておいでだった。お宅の学部長はSさんだそうですねと、またぞろ次期学部長ネタ。彼女、理事になりたいだろうな、きっと。M先生に、あんたは校長にご就任だそうでと言われた。この話、学内を駆け巡っておるわいな。女子の居る高校の校長になるなんぞ、願ってもない僥倖ですからねと、セクハラぎりぎり?の冗談を申し上げた。

 そういえば赴任予定先から、修学旅行引率の書類が届いた。迂遠な配達をしてくれたものである。敬遠というか、歓迎されていないことが見え見えだな。書き方がよ~分からんから、担当者に電話をかける。氏名のところだけ記入して捺印すればよいと言われる。よきにはからってくだしゃんせ。しかし、校長が修学旅行の引率をするというのは、どこをど~考えても理解できない。危機管理感覚ゼロである。きっと、□○と闘ったことがないから、こういうヌルい対応をして気がつかないのであろう。最初は言いなりになるつもりだが、いつまでもそれで済むと思うべからず。戦中派の扱いは、難しいぞよ。

 学生の研究会は、打ち上げの歌会が催行された。お題は蛍と待恋で、学部3年生諸君のお作は実に伝統的にして、冷泉家の歌会レベルに達していたと思う。読み上げて、優秀作を披講した。終了後はまた「AMA」へ行く。行った4人のうち3人までが、昨日もこの店に来たそうだ。地下鉄駅近くだから、ついついそういうことになる。そういえば、「すずはん」が別の店に変わっていた。近々、偵察に行ってみようかな。


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