そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

3月18日(金)研究室の惨状?

2011年03月18日 | 公開

 事務所へ提出する書類があるので、ようやく大学へ行く。電車は普通に走っていたが、暖房を切っているらしく冷え冷えしている。皆が陰気に押し黙り、マスクをしている人が多い。

 事務所はもちろん、通常勤務。かかる折から、頭が下がる。諸手続きを行なう。科目登録データは22日までに提出するよう言われた。英文学の主任が申請用紙の山を抱えている。

 そして、恐る恐る自分の研究室に入ってみる。ドアが開かない部屋が多いとのことだが、難なく開いて、書棚に2列に入れていた本の前列が落下している程度。机のまわりは御覧の通りの惨状?

 この画像を同居人に送ったら、いつもの研究室と一体どこが違うの?との返事。そう言われてみれば、いつもこんな具合なのであった。什器にも破損したものはなく、茶道具も無事。通路の本を片付ける程度にして、本格的な復旧はまた後日ということにする。2つ先のK准教授は、大量の段ボール箱を調達しての整理中。無理矢理ドアを開けたそうだ。T教授とも少しお話しする。

 研究棟は時々、ど~ん、ど~んと振動する。解体工事が進行中で、一見まるで地震の被災地。

 コーヒーを飲みに「Cafe GOTO」に寄ったら、客はさっぱりだそうだ。商店街はどこも営業中で、節電しながら店を開けているとのこと。「すゞ金」は開店前に、お客が列をなしていた。鰻重食いたいところだが、運動量が少ないのでやめておく。

 科目登録業務にかかろうと帰宅。スムーズに帰れたが、なんと計画停電の最中。仕事にならん。


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