そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

4月25日(水)「志ま平」でりんだもぢる

2012年04月25日 | 公開

 夜は新任の先生を囲んで天麩羅屋で会食の予定だから、昼は軽く蕎麦だけにしておく。会議が無かったので「志ま平」へ。13:30頃になったが、窓から覗くと大将が両手でマルのサインを送ってくださった。

 先日はどうもとご挨拶。意外なところでお目にかかった。あの時はどちらへ?と尋ねられたので、いや、宮内庁へ雅楽を聴きにねと答える。。1月にお越しの際にお連れになったお茶の先生は、たいへん勇ましい御方でしたねと言われる。なにしろ満洲の虎の名のつく要塞辺にてお育ちになったという方だからねと、ご説明申し上げておいた。

 客は私一人。二色をいただく。お茶談義となり、抹茶を蕎麦湯で点てると美味しいというお話を聞いた。お店に遠州流のお家元(ご宗家はこの近くにある)がお越しになった際に、点ててお出しになったそうだ。少し甘くなるらしい。「志ま平」の店内には茶道具もちらほら置かれているが、鉄瓶が変わっていて、蓋が方形なのである。

 大将が「江戸楽」を出してきたので、この3月号には実は私が載ってるんですよと申し上げると、驚いておいでだった。

 さて、朝日坂への通りを行くと、尾崎紅葉の旧居跡がある。その手前には「加藤友三郎」の表札が付いたままの塀が残るが、まさかまさか総理大臣・海軍大将の旧宅跡ではあるまいな。

 

 その先が「緑の豆」で、明日の研究指導用に珈琲豆を購入。K教授がお引っ越しをなさったというので、「うつわや釉」にて気軽な食器を一つだけみつくろう。お買い物のおついでにでも、立ち寄ってお受け取りいただけませんでしょうか? それから、赤城坂をずずずと下り、左に進んで久しぶりに「レりーサ」でクッキーを買う。おねえさんに、美味しい珈琲で召し上がってくださいねと言われた(「緑の豆」の袋を持っていたからな)。

 本日は教員組合の拡大中央委員会なのだが、出られないので、通過のため教組事務所へ。署名をして資料をもらい、書記局の皆さんにと「レリーサ」のクッキーを差し上げる。これでも気をつかっておるのだ。さて、書店で光人社NF文庫を2冊購入する。南洋“アニマル戦線”異状なし『異なる爆音』。この文庫は、ほぼ全冊読んでいることになるのだが、労働組合のあとに戦記とは、珍妙な組み合わせかな?


最新の画像もっと見る

コメントを投稿