そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

9月6日(木)岡山滞在中

2018年09月06日 | 公開
  4日は休講となり、5~7日を5コマ(90分)ずつ15コマでこなすこととあいなった。台風一過、4日夕は出向先のK先生に同じく集中講義でおいでになった国立金鯱大学のA先生、地元国立大学のM君に、私が研究指導教員だったEさんで、フランス料理をいただきに行った。ラングドックのワインが、美味しかった。

  5日から講義を始め、受講生の都合などを斟酌しながら、当初の予定を少し組み直しながら進める。この日は約束がなかったので、4年前学会で来た時に入った大衆居酒屋に独り入って、1500円ほど飲み食いした。

  6日。肝心のプリントの版下を1枚、持参し忘れたことに気づく。データも持ち合わせておらず、無しで誤魔化す。夕食は学部同期生夫妻と、またぞろフランス料理?のコースをいただいた。

  中学以来の「悪友」の訃報に接した。白血病を患っていて、長入院し、先日退院したよしを仄聞、京都滞在中に会いに行けばよかった。亡くなる前日までフェイスブックに書き込んでおり、今となっては、哀切なことと思う。

  さて、勤務先で10月に、素晴らしい展観が催される。図書館のMさんが肝煎りで企画され、私も少しだけアドバイスした。春のなかつよ文学会の大会で、H先生が紹介された新資料も、特別に出陳される。正徹の句が、はじめて出現した。どうぞお見逃しなく。