午前中は大学で卒論ゼミ。とにかく夏休み前に、ウソでもいいから目次を作れと指示する。今日は家族の一人の誕生日なので、高校へと移動する途中、東京駅近辺でささやかなプレゼントをもとめる。会議の具合によっては、帰りが遅くなるかもしれないから。
で、14:00からの職員会議の15分前に到着し、会議室の中央に座ったが、事情があってなかなか始められなかった、1時間後に、やっとこさ議事をスタートする。
懸案事項が山積みで、3時間以上かかったが、揉めれば揉めるほど世の中良くなるの道理の通り、いくつか画期的な決定もできた。閣内?不一致も、衆議に任せた結果、おのずからなる着地ができたと思う。本日の議事進行には、特段苦情も出なかった(各人の心中は察することはできぬけれども)。四面楚歌…という状況からは、徐々に脱しつつある有若亡校長。
しかし、どうして教員は、こう職員に仕事を押しつけようとするのか? 物事は合理化、能率化をはかること勿論大切だが、面倒は事務所がやりゃいいぢゃないかは通らない。教員と職員とではラインが違う。学校の運営は本来、徹底して官僚組織であるし、あるべきなのである(と地方公務員の倅である私は確信する)。夢と希望も大切だが、お金で動いているのだよ(ウチの高校は年間13億円強の規模。寄付金はまったく取るに足らず、赤字経営だ)。精神的に向上心の無い者は河馬の逆立ちだが、コスト意識を持たない仁も同断である。責任の持ち方だって、教職は違うのだ。この高校は、まだまだ教員の意識に問題がある。もしかして、職員は教員に「奉仕」すべき存在だと、勘違いしている仁がいるのではないか? 教員こそが学校の主人公だと、思いあがっていはしないか? 校長の勘違いならばよいけれど…。
会議後の処理事項をこなして、それでも20:00前の新幹線に乗ることができた。帰宅すると家族は食事中で、プレゼントを渡し、ケーキを食った。
高校オリジナルグッズ、いよいよ生産のよし。夏休み前に間に合わせたかったのだがなあ。相当インパクトのあるシロモノですぞ。乞うご期待。関係者各位に深謝、深謝。とくにCOOPのHさんには、本当にご馳走でもして差し上げなければ、深甚の謝意は到底お伝えできませんわ。
山陰線、じゃなかった参院選が始まった。島根には高校の同期生が立候補している。保守系だから、当選確実なんじゃないかな。私は基本サヨクの大学教員なので、当然××××党にしか入れませんがね(でも、憲法は変えるべきだと心に強く思っているのだが)。 あ、現在は箇所長職を務めているため、組合員ではないのだった! では、どうするかな? 今回は典型的な浮動票といきませうか。