そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

7月1日(月)お茶の稽古

2013年07月01日 | 公開

 神楽坂下の稽古場へは早く到着できたので、結構みっちりお点前を見ていだくことができた。茶巾の扱いがうまくできず、またぞろ注意される。それから、お二方の行之行台子を拝見した。

 着座、膝行、盆、火箸、茶入、茶碗、建水、蓋置、総礼…この手順は師匠に言われて既に記憶した。鉄道唱歌の替歌にすれば、一発である。「行の台子の行点前、着座・膝行・盆・火箸、茶入・茶碗を下ろしたら、建水・蓋置・総礼よ~♪」、いかがであろう? 拙作替歌の最高傑作はといえば、もちろん「上代特殊仮名遣の歌」、一名「甲類乙類の歌」だがね。「きひみ、けへめ、こそとのよろも/きひみ、けへめ、こそとのよろも/もは古事記だけ、もは古事記だけ/きひみ、けへめ、こそとのよろも~♪」

 お菓子は水無月をいただく。氷室の氷をかたどったものですな。これに対してお正月の葩餅は、押鮎を表象する牛蒡を芯にしたもので、いずれも宮中行事がその起源となっているというお話を、師匠にうかがった。

 終了後はすぐ近くの焼き鳥屋へ行くこと常のごとし。このお店は、つくねがほんとうに美味しいですわ。朝から授業のし詰めで、頭の回転が鈍く、皆さんにどうしたの?と心配される。今日初めて点前をして緊張したと話すメンバーに向かって、「緊張だけにが落ちたでしょう」と言い掛けたら、ウケた程度だった。

 


7月1日(月)淡々と授業

2013年07月01日 | 公開

 朝いち演習は発表者以外の集まりが悪かったが、そこそこに始めて時間一杯きっちりと授業をする。中旬に演習コンパを催行することにしたが、さて何人集まるかな? 続いてA君相手の精読。途中Nさんがおいでになり、Y集のコピーを持って行かれた。

 昼食は「maruharu」へ行く。昨日からプロティン・ダイエットというのをさせられており、朝がプロティンで、昼が「maruharu」のセットだと、ちときつい。午後は博士課程の研究指導に、修士課程の演習。まだまだ読みが甘い甘い。院生諸君からパイナップルとメロンをいただいた。誕生日のプレゼントか、ううう。明日持って帰りませう。

 学生の研究会は休止にしてもらった。お茶のお稽古に行くべいよ。