史跡訪問の日々

幕末維新に関わった有名無名の人生を追って、全国各地の史跡を訪ね歩いています。

水戸 水戸城周辺 Ⅲ

2020年05月02日 | 茨城県

(水戸城大手門)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、在宅勤務そして外出自粛に突入することになった。本来であれば、ようやく暖かくなってきたこの季節は、私にとって史跡探訪のシーズン開幕であるはずだが、今年(令和二年(2020))はすっかり様子が違った。三月中旬には自動車で宮城県から福島県を訪ねたが、その後水戸といわき市を訪ねて以降、史跡訪問ができない状況で、ストレスのたまる日々を過ごすことになった。

三月一日には神奈川県立歴史博物館で開かれる特別記念講演会「井伊直弼の近代」に申し込んで当選したので楽しみにしていたのだが、直前になって講演会は中止となった。せめて、開催されている特別展示「掃部山銅像建立110年 井伊直弼と横浜」だけでも見ておきたいと横浜に向かおうとしたところ、念のため電車の車内で博物館のホームページを確認すると、こちらも急遽休館となっており、結局再開されることはなかったのである。オリンピックが延期となり、甲子園での選抜野球大会が中止になり、大相撲が無観客で開かれるといった影響からすれば、私の受けた被害など微々たるものではあるが、それでも確実に日々の生活に変化は起きている。これから先日本はどうなっていくのだろう。

四月上旬には在宅勤務が始まり、その出口も見えていない。以下、今となっては外出自粛直前の貴重な旅の記録である。

 

水戸城大手門

 

 水戸城大手門は、ちょうど弘道館と向かい合うような位置にある。平成二十一年(2009)に坂東市の古刹で発見された水戸城の城門と伝わる扉が水戸市に寄贈されたことから始まった。水戸市は五年をかけて学術的な調査および検討を進め、工事は伝統工法を採用し、令和二年(2020)二月に復元大手門が竣工した。

 

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