夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

汗・汗・汗~水・水・水・・・

2010-07-23 06:40:42 | マロン農場
 この二日間30℃を超える気温の中での栗畑の中での作業は、時折の風には助けられるが汗だくで作業をしている。長い間手入れされなかったのか栗の木は小枝に覆われて日差しも届かない。まるで床屋に行かない青年のぼさぼさ頭のようだった。暑さの中で3~5センチ台に育ちつつあるイガグリは緑色がまだ新鮮な青だ。私とスタッフ3名、そしてボランティアの家内とメンバーさんたちが参加して作業を進めた。長い枝きりのこぎりとチェーンソーで、枝を切るスタッフ。そしてその切り落とした枝を一箇所に集めるメンバーさん。この時期早めの給水が、日射病除けには大切な作業である。私も初日うっかり給水が遅れたら後頭部がずっと痛んだ。幸い畑の両サイドには小川が流れていて、暑くなった頭や身体をこの水で冷やしている。
 昨日一日この畑の枝の剪定作業に没頭して、ようやく7割が終了した。この時点で栗の木が60本以上もあることにようやく気づき始めている。剪定をして初めてその全容が見えようとしている。等間隔に植えられていることがわかり始めた。足元や頭上の枝が切り落とされて、本当にすっきりした風通しのよい樹幹が出現している。
 こういう暑さの時の飲料水は単なる水やお茶ではなく、スポーツ飲料が大切な気がしている。午前と午後には汗で衣類がびしょぬれになり、二度も着替えをした。汗で衣類が身体に貼り付くと皮膚呼吸ができなくなって身体が重く息苦しく感じる。
 メンバーさんたちは作業がシンプルなためか、作業行動がスムーズである。通所施設の悲哀はどうしても施設に到着する時間が午前10時を過ぎ、夏場は一番暑さが高まる時間帯からの作業である。賞味1時間作業をして、施設から畑への迎えが来る。午後は2時から3時までが作業で、一日2時間がせいぜいなのだ。農作業が彼らのワークフイールドに合致していることはわかっても、この夏場の作業の不合理性はかわいそうにすら見える。農家の労働時間は、夏場は早朝と夕方である。そういう作業をしないと、長続きしないのだろう。そういう作業をするためには、合宿生活のような形態ができないと難しい気がしている。

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