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災害ボランティア「虹」活動報告会

2012-02-11 16:18:59 | 東日本大震災
2月11日(ド)AM9:30~AM11:30 青森市アウガ研修室

 青森公立大学の災害ボランティアネットワーク「虹」の活動報告会が、きょう青森市のアウガで開催された。家内と二人で出かけた。青森公立大学の虹は昨年6月に結成されて、現在まで活動を継続してきた。チームオール弘前とは異なり、宿泊滞在型の災害ボランティアである。
 8/21~8/27まで気仙沼市の南三陸町まででかけたということである。彼らは宿泊滞在型ボランティアなので、キャンプ地の宮城県登米市にベースキャンプを置き、そこから活動現場へ移動するという方法をとっていた。活動時間はほぼ我々と同じで、AM9:00~16:00であった。活動内容も、救援物資の仕分けや、ボランティアの給食づくり、後片付けなどで、ボランティアのためのボランティア活動と言っていた。
 また気仙沼市はカキの養殖場所でもあり、筏にカキの稚貝を吊るす作業なども手伝いを行ったらしい。しかしこちらも時間の経過と共に、ボランティアが激減し、まだボランティアニーズはあっても人が集まらないという傾向にあるらしい。
 
 この他全国組織の「ユナイテッドアースレインボーフラッグプロジェクト」という社会貢献協力組織があり、それへの参加を行なって、47都道府県ごとに、虹の旗への寄せ書き活動を行い、それを本部に送って大きな虹の輪を旗で作ったという。これは国民がこの災害をいつまでも忘れずに、復興の希望を失わないようにするという意識啓発の運動でもあるらしい。

 11月からは次期の虹の若手である二期生が中心になって宮城県に青森大学と共に13名が出かけた。ガレキの撤去活動や仮設住宅の冬の準備活動手伝い、道の駅での秋祭りの手伝い、福島県福島市での福島の未来についての語り合い活動への参加状況が報告された。

 
 研修会の最後はグループ別に分かれてのワークショップが開催された。
 継続は力であるという言葉があるが、現地の人々への支援活動をどのような形で継続していくかという命題が大きな課題でもある。弘前から参加した学生から、共通目標を持つ学生同士、連携した活動を呼びかけていたが、そういう発想が今後の活動を活気づけていくのではないだろうか。
 何れにしても、学生という次代を担う若き力が、現在的な社会の課題に目を向けて考え活動をしていこうとすることは、新たなウエーブともいえる。市民としてもこのムーブメントに、支援していきたいと強く思ったひとときでもあった。

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