団塊オヤジの短編小説goo

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都月満夫の短編小説集2

「羆霧(くまぎり)」
「容姿端麗」
「加奈子」
「知らない女」

都月満夫の短編小説集

「キヨシの帰省」
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」

薮入りについて考える

2010-01-15 12:38:09 | 雑学・豆知識・うんちく・小ネタ

江戸時代から戦前の頃までは、子供たちは大体十二歳くらいから各種の技術を持った親方や商店へ奉公に出ます。奉公は住み込みですから当然親元を離れることになります。当時では当たり前のことですが、やはり子供や親にとっては大変なことだったと思います。これを丁稚奉公と言います。

1月の167月の16に奉公人が主人から休暇をもらって親許に帰ることを薮入りと言いました。(正月休み、盆休みではありません)

大半の商家では、正月1日だけ奉公人共々新年を祝うが、2日から初荷とか初売りとかで仕事をする慣わしであるため奉公人は休みがありませんでした。

 今は、初荷も初売りもなく、元旦から営業しています。

Photo 丁稚たちは例年、薮入りに主人から衣類万端与えられ小遣いをもらって親許へ帰ります。丁稚に限ってのことで成人(元服後)の奉公人には薮入りはありません

里心がついてはいけないと丁稚も最初の三年間は、薮入りは無かったそうです。

因みに武家奉公の女中衆の一~三の休みは、宿下がりと言われました。

Photo_2正月と7月の16日に奉公人が休暇をもらって、自分の生家に帰ること。また関西地方の一部では奉公人だけでなく、嫁に出た娘が夫とともに里に帰り、畑仕事の手伝いをすることをいう村がある。

両親は普段の奉公先の苦労を労うために、出来るだけのご馳走を作り休養を取らすようにする。

兄弟姉妹が多い家では「薮入り」に家族が集まって、男も女も子供に帰ったのだそうです。

いろいろな事情で故郷に帰れない子供もいます。遠く上方から出店として江戸の店に奉公している場合などは1日の休みではどうしようもありません。一人で、あるいは同じ境遇の友と、主人にもらった小遣いを懐に歓楽街に出て、芝居小屋をのぞき食事をする。それはそれで楽しいことですが、やはり寂しさは隠せなかったでしょう。2

今でも残っている風習ですが、お盆には先祖の霊も家へ帰ってくるといわれ、家を離れているみなさんもお盆には家に帰ってご先祖の供養を致します。

昔は、交通の便が悪く、故郷の遠い方は往復に時間がかかりましたので、連休という習慣になったのではないかと思います。しかし、近来は「夏休み」の意味合いの方が強いようです。

長崎県の西彼杵(にしそのぎ)半島の村々では、正月と盆の16日は、山の神があたりを歩くので、それに会わぬよう山仕事も休み、家にこもっているのだそうです。

人間誰しも働くためには休日が必要で、特に正月と盆の16日を選んだということには、なにか意味がありそうなきがします

この日は閻魔様の縁日でもあります。そのため「地獄の釜のふたが開く」と言われ、海に出ることを禁じてきました。この日に地獄の十王詣でをする人もあり、藪入りで帰った人が故郷の閻魔堂にお参りに行く風習もありました。

7月の薮入りは、今でいうと夏季休暇ということになるが、815日前後に夏季休暇を設定している企業や官庁では、未だに盆休みという言葉が使われている。きっと、旧盆の地方が圧倒的なので、それに合わせているのだと思います。

 Photo_3 その語義については定説がなく、藪というのは草深い意で、都会から草深い村落に帰る意味とか、ひとりぼっちで行きどころのない奉公人や里の遠いところのものが藪林(そうりん)に入って遊んだのがはじまりとか、帰るあてのない者は藪に入っているほかないからなどといわれているが、いずれもとるに足らない。藪入りの語があって、あとからこじつけて説明したにすぎない。

現代では成人式も、松の内も済んでいない元旦から、全てが平常生活です。

古い生活習慣で残しておいて良いもの、又古い習慣の人々に与えた良いものは、形を変えてでも残し継承して欲しいと思うのは、私だけでしょうか。

したっけ。

コメント
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あなたは肉食系?草食系?

2010-01-15 09:21:25 | トラ場(ブログ人投票箱)

何でぇなんでぇ。何々系ってよっ。良くないよ、そういうのって。物事を単純に考えようってのはよ。何でもそういう風に簡単に分けて考えられるもんじゃねえよ。

 絶対に「肉食系」だと思ってた羆(ひぐま)が実は「草食系」だって知ってるかい。オレも一昨年サホロリゾートの「羆の森」に行って知ったんだけどな。羆が鹿を襲うなんてこたあ滅多にないそうだ。冬眠前の栄養はアキアジ(鮭)が与えてくれる。

 ああ、オレのことだよな。オレは「魚食系」だな。「肉食系」「草食系」に分けれったって、日本人の伝統的なたんぱく質の供給源だった魚を忘れてんでないかい。

 箸文化の国の殆どが円柱型の箸を使用しているにも関わらず、日本だけが先の尖った箸になった。何故か。魚を食べるためだ。小骨まできれいに取れるようにそうなった。それが文化ってもんだ。

 魚はどっちかって言うと「草食系」なのかな。「和食系」は精進料理のイメージがあるかもな。ってことは「洋食系」は「肉食系」なのかな。

 人間、肉だけ食ってる訳にはいかねえし、草だけ食ってる訳にもいかねえ。食事はバランスが大切だって、給食のとき教えられたろう

 もうどっちでもいいや。草食ってることにしておくか・・・。オレは草食系男子で~す

したっけ。

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倉内佐知子

「涅槃歌 朗読する島 今、野生の心臓に 他16篇(22世紀アート) 倉内 佐知子 22世紀アート」

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