東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

自閉症の僕が生きていく風景

2012年06月06日 | インポート
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 東田直樹さんは、会話のできない重度の自閉症。自閉症、絵本、詩集など14冊の本を執筆している二十歳の青年。 「グリム童話賞」中学生以下の部大賞など受賞歴も多数ある作家である。ビッグイシュー日本版THE BIG ISSUE JAPAN(ホームレスの仕事を作り自立を応援する雑誌)に「自閉症の僕が生きていく風景」を連載している。6月1日号には「雲は僕の友達、雨の日には空の言葉を聴く」と題する文があり、「僕が見たいのは、空ではなく、自分の心なのかもしれません。見えない目に映る星たち、それは、自分の心と似ています。僕が向かい合わなければいけないのは、僕自身なのです。ここに僕が存在するわけを知っているかのように、次々に雲はおもしろい形を僕に見せてくれます。そんな、日常の風景の中にいる自分を、僕は愛おしいと思うのです。」と結んでいます。自閉症の彼こそ、こんなにも真剣に自分と向き合っているということに感銘を受けました。彼のオフィシャル・ブログサイトを紹介します。
http://higashida999.blog77.fc2.com/