東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

ゆとり世代が新しい世界を切り拓く

2012年05月02日 | インポート
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「ゆとり」か「詰め込み」かではなく「生きる力」と文部科学省が強調する新学習指導要領が小中学校で今年から完全実施された。
 「脱ゆとり教育」とも言われるが、ゆとり教育の時の中心的な文部官僚だった寺脇研さんが『「フクシマ以後」の生き方は若者に聞け』(主婦の友社)を出版した。
 文科省を退職してなお、自らの「ゆとり教育」を検証し,その世代の若者に未来を託している。
 ゆとり教育で「学力」は低下したのか?「ゆとり世代」とそしられている世代が、生きがいと働きがいを求めてNPOなどで活躍している姿が報告されている。彼らの夢のある発想がいい。新しい公共とNPOによる寄付文化の提唱。直接民主主義、彼は行動民主主義と言っているが、劇場型民主主義(小泉や橋本)から参加・行動の民主主義を提唱している。ゆとり世代の若い教職員よがんばれ!

       (カキツバタとミツバチ)