イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

かつやま杯カレイ釣り大会2008初夏

2008年06月09日 | 釣り師の独り言
奥州市江刺区唯一の釣具店「かつやま釣具店」主催のカレイ釣大会
が、8日の日曜日に釜石の桑の浜を舞台に行われた。
今年初のかつやま杯ということで、店の馴染み客が勇んで参加した。
参加者は30名。気の置けない顔なじみのメンバーだ。

優勝商品はいつものように「カレイ竿」が贈られるとあって、
出船前の参加者はみな闘志満々。かく言う僕も内心上位入賞を狙った。

しかし・・・
結果は、3枚で1.04kg・・・・惨敗だった。
優勝者でも、13枚で5kg弱ということで、イマイチの釣果。
両石の桑の浜の六月は、本来なら大型カレイが揃うのだが・・・
まぁそんな日もあるさ。

次回の海釣りは、22日。
釣友で奥州FM放送の役員仲間でもある小山製麺の高橋政志氏が
主催する大会が、吉浜で行われる予定。
前回大会で3位に入ったこともあるので、今度こそを狙いたい。
なにしろ、6月22日は僕の誕生日でもあるし・・・。

今週末は、栃木の釣友・飯塚君と植木君が岩泉にやってくる。
出来れば合流したいのだが・・・今週の仕事の流れいかんだろう。
もしも合流できなかったら、ごめん。
でも・・今週末の岩手の天気予報では、雨の気配は皆無。
きっとフライでなら良い釣りができると思う。
ブログ仲間のたく君が先週末に岩泉で良い釣りをしてきたらしい。
羨ましい限りだ。
六月の岩泉は、最高だからね。
何とかして行きたいものだが・・・。

水漏れウェーダーで釣り歩き

2008年06月07日 | 釣り師の独り言
大槌の民宿「さんずろ屋」は、浪板海岸を見下ろす高台にあって
夜はその潮騒で眠り、朝は静かな波音で目覚める。爽快だ。
しかも1泊2食お一人様6500円(税別)。
その晩飯のおかずが凄い!食べ切れない量の海の幸がテーブルに
のる。しかも美味い。だから僕は泊りの釣りなら海でも川でも
この宿に泊る事にしている。

そのさんずろ屋を出て、午前中は大槌川を釣ろうか、と言う事で
川沿いに上流を目指した。ところが…橋の袂に妙な看板が…
「6月1日から稚魚放流のため禁漁…」それは無いだろう!
岩手県内水面漁連の「遊魚のしおり」には、川止めの項目は
一行も無かったはずだが、何でなの?
これは後で岩釣協の役員会で確認したいと思う。

仕方が無いので、そのまま峠を越え川井村の小国川に入った。
意外な事にここがビンゴ!緩やかな流れで散発ライズがあり、
二人でそのライズを午前中いっぱい釣った。
しかし…、昨日から二人ともウェーダーが不調で、大変な
水漏れ状態。2時間以上も立ち込んでいたので、水漏れの
水量も大変なもので、川から上がっても足はまだ水の中。
東京の旦那は「金魚鉢に足を入れて歩いている感じ」と
言いえて妙なご発声…。

その後、遠野の小烏瀬川、小友川などに入ってみたが、どうも
かなり釣り荒れているようで、釣果もイマイチ。
しかし、万渓巌氏は久々の初夏の岩手の釣りを満喫できたと
僕を気遣ってくれた。本当に申し訳ない。

小友川で竿を納め、二人でウェーダーを脱いだら、お互いに
ウェーダーから大量の水が出て大笑い。
来週中にウェーダーの補修をしなくては…。

何はともあれ、万渓巌氏との3ヶ月ぶりの泊りがけの釣りも
あっという間に時間切れとなった。
次はまた3ヵ月後の9月になるという。
その時は又岩泉に出掛ける事にあるだろう。今から楽しみだ。
まずは万渓巌先生、お疲れ様でした。

東京からの釣友と雨の釣り

2008年06月06日 | 釣り師の独り言
昨夜、3ヶ月ぶりに東京の友人・万渓巌氏が岩手に来た。
当初は、金曜日の夜に来県し、日曜日に帰るいつもの予定だったが
僕の都合で、急遽木曜から土曜日の日程に変更となった。

木曜日の夜、北上駅で出迎えその足で真っ直ぐ北上の歓楽街・
青柳町の囲炉裏焼きの店で飲みに入った。
会えなかった期間のお互いのアレコレを話していると時間は
あっという間に過ぎた。翌日からの釣りを考え、その夜は
一軒で納めた。

前夜から降り続いた雨は、今朝も断続的に降り続いていた。
それでも午後9時前に北上を出発し、10時前には遠野の
いつもの川に着いた。雨で笹濁りの流れだったが、それでも
散発的なライズがあり、早速そのライズを狙った。
しかし、増水気味でもあり、明日に期待してその川を後にした。

このブログにもよく書いていることもあり、気仙川のイヤハヤP
を覗いてみよう…。と東京の旦那がいうので、雨の中とりあえず
覗いてみる事にした。しかし・・・・、
大増水で、濁りもあり、結局諦めた。

それならば、さてどこに入ろうか?と思案した結果。
鵜住居川に向かった。気仙川の上流部から仙人道路に出て、
遠野バイパスから笛吹き峠を越えた。
鵜住居川も笹濁りではあったが、何とか釣りになりそうだった。
しかし釣れるのはチビヤマメばかり・・・・。
そこで、支流に場所を移したところ、ようやくライズを発見。
二人で散発ライズを譲り合いながら集中して釣った。

その後もいくつか場所を移してライズを探したが、雨の影響で
どこも増水で、雨上がりの風も強くなり午後6時過ぎに竿を
納め、大槌の常宿「さんずろ屋」で大量の海の幸を肴に、
またしてもしこたま酒を飲んだ。


六月最初の「野遊び倶楽部」収録

2008年06月04日 | 釣り師の独り言
FM岩手のレギュラー番組「野遊び倶楽部イーハトーヴ」の6月最初の
収録が午後からあった。
1994年の5月から始まった先代番組「イーハトーヴ釣具店」から
かれこれ14年。相変わらず、パーソナリティ村田久、アシスタント小田
加代子、構成演出・権ぞーでやっている。
番組開始時は、僕が30代、加世ちゃんが20代で、村田さんは
今の僕くらいの年齢だったと思う。
しかし…息の長い番組だなぁ~…と実感する。

もちろん14年の間には、2年半の充電期間などあって、番組存亡
の危機は何度もあった。ついこの間(この年度替り)も番組打切り
の危機も経験した。しかし渋太く継続している。
それこもれも、村田さん&小田さんの番組への想いと、FM岩手の
関係者の皆さんとスポンサー様のお蔭様です。
心から感謝します。

さて、今日の収録では、昨日(3日)村田さん&小田さんが出掛けた
三陸・釜石でのカレイ釣りとその味覚の話で大いに盛り上がった。
実は、今週日曜日と来週日曜日の朝に放送されるめんこいテレビの
「釣りクラ」の取材ゲストに二人が招かれて、久々に船に乗った。
残念ながら僕にはお誘いが無かったが・・・・(笑)

かなり楽しい釣りになったようで、話を聞いているだけでも楽し
かった。今週金曜日の放送を是非ともお聴き逃し無く。

さて、明日の夜には久々に相棒が東京から帰ってくる。
金曜日はどうやら「雨」の予報だが、雨の日の釣りもおつなもの。
まぁ、二人でのんびり川を歩ければいいさ。
きっと土曜日には、雨も上がるだろう。

イーハトーヴ岩手の川事情

2008年06月03日 | 釣り師の独り言
先週末の土日の2日間、久々に連日川に出掛けた。
気仙川では釣り人の多さに驚かされたし、遠野では
久々に渋いライズと真剣に向き合った。
釣り人にいじめられた魚達とシビアな釣りに集中した。
まぁ、それはそれで近年の釣り場状況を考えればしごく当然。
みちのく岩手と言えど、魚はすれているのはもっともだ。
そのすれた魚を釣るのが「腕」だと親方達はしたり顔。
しかし、その親方達とて取って置きの釣り場(ポイント)を
隠し持っているからこそ自慢の釣果が得られるんだ。
長年のキャリアで探し当てたいくつかの釣り場があってこその
腕自慢でもあるだろう。
僕だって、かれこれ30数年岩手の川で釣りをしているので
いくつかの「権ぞーポイント」を持っている。

しかし、そのいくつかの釣り場はすでに河川改修や洪水で
すっかりとつぶされている。
だから、この年になってもまだ自分だけの釣り場を探して
まだ見ぬ釣り場を探している。そして、いまもまだ「そこに
ある釣り場」を守ろうとしている。

先週土曜日に出掛けた気仙川水系大股川も僕の大切な釣り場の
一つだが、ここに無くても良いダムが作られようとしている。
「県営津付ダム」という、とんでもなくふざけたダムだ。
気仙川流域住民の半数近くが建設に反対し、自然保護団体など
も大反対し、学識者も異論を唱えた。
しかし工事は今も着々と進んでいる。
昨年には、北里大学水産学部の研究で、サクラマスの産卵床が
空前の規模で発見されたのに…、ダム工事は粛々と進んでいる。

僕も含めて岩手県民は今、低迷する目先の経済が最優先なので
不要なダムでも地元経済振興のためなら看過する勢いだ。
それでいいのだろうか?いいはずはない。
しかし…、岩手は今、いろんな意味で、病んでいる。

焼肉な夜だった・・・・。

2008年06月02日 | 釣り師の独り言
夕べ、遠野の釣りから帰り、いつものように自宅の敷地に車を
入れると・・・・見慣れない車が3台。
更にその奥の作業小屋の前の広場に若い衆が集まっていた。

どうしたことか?と、家人に聞くと・・・
今年25歳の年祝いを迎えた次男の友達が我が家に集まり、
焼肉パーティをしているという。
男女混合で10人の25歳が、お祭りさながらに集まると
なんともまぁ~賑やかなこと・・・・。

10人で10kgの肉(牛羊混合)を用意したという。
そりゃ、多すぎて食い切れないだろうと笑ったが・・・
午後5時にコンロに着火してから4時間・・・9時には
なんと10kgの肉をペロリと平らげたという。
いやぁ~恐れ入った。20代前半の若い衆の胃袋には、
改めて驚かされる。

次男の仲間が庭で大焼肉パーティだということで、
急遽我が家の晩飯も焼肉(牛羊混合)になった。
庭でも家の中でも焼肉の匂いと煙が立ち上った。

庭には次男のバンドのメンバーなども揃っていたので、
生ギターを弾いて歌ったり、大声で笑ったりと、今時の若者の
宴会が繰り広げられていたようだ。
親父の僕は、居間で焼酎を飲みながらテレビを眺めていたが、
午後9時を過ぎるとガタガタと宴の後始末が始まった。
まぁ、適当に片付けてくれれば、明朝後始末をつけようと
なんとなく考えていた。
ところが・・・一夜明けて庭の様子を見に行くと・・・
割り箸一本も残さず、綺麗に片付けて掃除までしてあった。
しかもその夜のゴミは、分別して出すだけになっていた。

自分の部屋も片付けられないだらしない子供だと思っていたが
良い仲間に恵まれたようだ。
今時の若者こそ、環境意識が高いのかもしれない。

ちなみに9人のうち3人は酒を飲まず、ハンドルキーパーを
勤めたと翌朝次男から聞かされた。
当たり前のことだが、毎度運転代行を頼む親父とすれば、
ちょっと反省させられた。
こんなパーティならいつでも解放したい。

焼肉な日曜日の夜も、まんざら悪くない。




六月の遠野郷

2008年06月01日 | 釣り師の独り言
今日から6月。毎年のことではあるが、県内のいくつかの川が
川止めの禁猟期に入る。
僕のホームの気仙川も川止めなので、今日は遠野・猿ヶ石川水系
の小友川に入った。

この川でも朝からモンカゲロウが、激しくハッチしていた。
昨日と同じ#14のソラックスダン(CDC)で釣りあがった。
昨日、10尾ほどキープして息子達と肴にして飲んだので
今日はリリースと決めていた。
しかし、出るには出るが魚のサイズが小さい!
道行く人の話では、先週稚魚放流をしたばかりだという。

それならば・・・と、放流ポイントを避けて派手なライズの
ポイントを探した。あちこち歩いたが、なかなか見つからない。
そこで、春先のライズPでライズを待った。
すると…散発ではあるがライズがある。

2時間ほど粘り、なんとか納得の釣果があった。
川の水色も透明に戻り、水量も適量になった。
遠野の川もこれから何度かの雨を繰り返し、ベストコンディションに
なるのだろう。
そろそろカディスのハッチが始まりそうだ。