イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

漕ぎだせ!三陸釣り船応援プロジェクト

2014年05月29日 | 被災地から
という勝手に応援団的なプロジェクトを設立しました。
この設立までには、様々な曲折がありました。
2011年秋に、某財団の支援を求めて有志で立ち上げましたが、
初回&2回目のエントリーで却下され、
三度目の正直とばかり、2012年秋に3回目のエントリーで
最終選考まで残ったものの、最後の最後で却下されました。
その時に、なかば諦めておりましたが・・・・

釜石の釣り船の船頭さんたちの頭領を勤める久保さんから
「何か、釣り人を呼び戻す方法はないだろうか?」という相談を受け、
財団の支援に頼らず、まずは始めてみよう。ということで設立しました。

設立趣旨は、以下の通りです。

【設立趣旨】
震災後、壊滅状態だった岩手県沿岸漁業も、その後の様々な支援と
漁業者の努力によって少しずつ復活の道を歩み始めています。

しかし、漁業者の経済の一翼を担ってきた「釣り船」をはじめとする
「釣り文化」は、いまだに復活・再生の気配さえありません。

震災後、漁港や浜で釣りをする人々の姿が消え、また「釣り船」として
営業していた遊漁船もいまだに復活するまでに至っていません。

そして、釣り人の激減と遊漁船の不足により、釣り文化を支えてきた
県内の釣具店の2割が閉店、廃業に追い込まれ、残った釣具店も存続の
岐路にあります。

震災直後から始まった釣り自粛傾向にある人々に対し、
「自粛解除」を促し、更に沿岸部への釣りによる観光誘客を促進し、
三陸の海釣り文化の再生を図るその一歩としてこのプロジェクトを
設立いたしました。


というわけで、言いだしっぺということで僭越ながら僕が代表になりました。

その旗揚げとして
「漕ぎだせ!三陸釣り船応援プロジェクト
 第1回カレイ釣り大会」を
6月8日(日) 尾崎白浜(釜石市)で開催する運びとなりました。

詳しくはこの後の更新に掲載します。

※写真は、釜石の北・大槌町の市街地のです。

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