イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

気温16°Cなのに・・・

2016年02月14日 | 渓流レポート
昨日の土曜日、天気予報で気温上昇ということだったので、
それならば川の状況も良くなるだろうと…実はかなり期待して気仙川と
大船渡の盛川に向かった。

午前10時半頃、気仙川のいつもの解禁ポイントを下見に行った。
その時間の気温11℃…それなのに「ノーライズ」!
しかも羽虫は、アッチでもコッチでも飛んでいる。
それなのに「ノーライズ」!!

まぁ、このポイントだからなのだろう…と思い、
下流の幾つかのポイントを下見に行ったが…
どのポイントも「ノーライズ」!!!

理由のひとつは、「大減水」。
川の水が低いのです。
そもそもこの冬の雪不足が大要因だろう。
加えて、暖かいならそれなりに雨でも降ってくれればいいのに
雨も降らない!!
これは深刻な問題だろう。

いつもの年ならこの季節にはそれなりの雪解け水が流れるから、
河底が洗われてコケも流され、水生昆虫の生育環境も整い、
その羽虫を求めて渓流魚たちが活性化する。
そんな健全な環境の循環が今年は狂い始めている…

果たして今年の岩手の渓流は、どうなるんだろう?
とても不安だ。

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