イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

岩手真鰈会 陸奥湾遠征顛末記

2006年07月11日 | 釣り師の独り言
岩手真鰈会(会長:岩渕公一氏)が年に一度開催する恒例の「陸奥湾(青森)遠征」例会が9日に行われた。
陸奥湾と言えば「カレイ」。しかも湾内の底には重なるように無数のカレイが居ると漁師が嘯くほど、本当に良く釣れる。
その陸奥湾のカレイ釣りの遊漁船の多くは、野辺地漁港に集中しており大抵の遠来の釣り客は野辺地から船に乗る。
しかし・・・4年前、知人に紹介された夏泊半島・東田沢漁港の船で大釣りをして以来、陸奥湾の釣りは夏泊と決めていた。
何しろ、この漁港の水が物凄く透明で綺麗だ。当然この沖の海の水も美しい。
故にたぶん海底も美しく保たれているに違いない・・・と信じている。

前日の土曜日に奥州江刺を出発したのは午後1時30分。
村田久さんは既にテレビ岩手の千田さんと盛岡を出発し、青森に向かっていると連絡があった。
同行する柴田君と彼の会社で合流したのが午後2時40分。この日愛車Jeepのエアコンが不調のため、親父の古いテラノで行く事になった。
古いジーゼル車のため、いくらアクセルを踏んでもスピードは上がらず、結果超安全運転の釣り旅となった。
柴田君とは、何度も一緒に川や海に釣りに行っているが、意外にも夏泊にカレイ釣りに行くのは今回が初めて。未知なる海に向かう彼の期待は一塩のようだった。
なんだかんだで、夏泊の民宿「一味」に付いたのは午後5時30分頃。
村田さんと千田さんは既に到着し、夕食の準備を待っていた。
到着後すぐに夕食。この日のメニューは、真イカの刺身、ホタテ貝焼き(2枚)、ホヤ酢(大盛)、平目&ホタテ刺身盛合わせなどなど、海の幸盛りだくさん。
ここの女将は文字通り「一味」違う。普通の宿にはない一工夫が随所に施されている。毎度僕はうならせられる。
総勢9名の参加で、前日泊りが4名・・・と言うのはちょいと寂しかったが、
翌日の朝5時には、当日参加組み5名が無事到着。

低気圧の影響でややうねる海で、12時30分まで陸奥湾の釣りを楽しんだ。
僕は途中かなり苦戦し、ただ一人参加の女性会員・岩手朝日TVの最上女史が23枚を揃えた頃には、まだ20枚程度だった。
真鰈会には罰金制度がいくつかあり、女性会員よりも釣れない時に支払う女性罰金(千円)もその一つ。あわや「罰金支払いか!?」という後半30分・・・
なんとかラストスパートが決まり、辛くも免れた。

優勝は、岩渕会長の39枚。準優勝は村田さんで35枚。第3位は32枚ながら大型を揃えた柴田君。僕は27枚で6位だった。
久々の陸奥湾・夏泊のカレイ釣りは、やっぱりとっても楽しい納得の釣りになった。しかし、その帰り道は遠い。
午後1時過ぎに青森を出て、浅虫の道の駅で土産を買い、インター傍の蕎麦屋で昼飯を食って高速に乗ったのが2時30分。柴田君と交代で運転しながら盛岡到着が午後5時。柴田君と別れ一人再び高速を南下し、奥州市江刺の我が家に着いたのが、午後6時頃・・・・・。
やっぱり青森は遠いなぁ~。

てなわけで、写真のメンバーは岩手真鰈会「陸奥湾遠征」隊。
写真上段左から須藤サン、千田サン、柴田サン。中段左から岩渕会長、村田サン。
下段左から川守田サン、君沢サン、最上サン。

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