イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

今年初の岩泉釣行

2006年05月16日 | 釣り師の独り言
13日(土)は、絶対岩泉の川に行こうと決めていた。
翌14日に岩手ルアーアングラーズ恒例の「フィッシング・ジャンボリーin岩洞」が岩泉の近くの岩洞湖であるため、この日も前日に岩洞湖畔のセミナーハウスに全員で泊まる予定になっていた。
それならば、朝から岩泉で釣りをして夜までに岩洞湖に戻れば良いと考えていた。

朝7時に奥州市を出発し、盛岡経由で岩泉の境にある早坂高原を目指した。
早坂の残雪の塩梅で、大川に降りるか、小本川本流に向かうかを決めようと思っていた。午前9時過ぎにようやく早坂に着いてみると、残雪はそれほどでもない。
これならば大川で大釣りが出来るかも・・・とスケベ心が騒いだ。
しかし・・・大川は大増水!失敗した。
それから、大川沿いに川を下り、岩泉の町を過ぎて下流に合流する猿沢川に入った。岩泉で毎年最初に入る場所が、猿沢川。
水色も水量も文句なし。スタイルして川に立ったのが、午前11時。
改めて県南・奥州市と岩泉町の距離を実感。岩手は広い!

午後1時までの2時間でそこそこのヤマメを10尾ほどキャッチ&リリース。
その後、昼飯も食わずに小本川本流へ移動し、増水の中であちこちへと移動を繰り返し、午後5時に納竿。
天候は曇天で釣りにはちょうど良かったが、本流はまだ水が多い。
やっぱり今年は6月くらいからが、岩泉のシーズンなのだろう。

それから、残念なお知らせが一つ。
小本川本流の釣りの際にいつも昼食でお世話になっていた「満福飯店」が、
昨年11月で閉店した。
この日も夕方に立ち寄ったが、店は閉ざされていた。
ちょうど奥方が外に出てきたところで、事情を聞いたところ・・・
店の主人の体調が悪くなり、後継者もいないのでやむなく閉店したと言う。
「金の卵」ともてはやされ、若くして上京し横浜の中華街で修行してきたと言う主人が、ようやく故郷に開いた店が・・・なんだかとても切なかった。

哲ちゃん、柴田君、もうあの豚肉料理も食えないんだよ。残念だね。