イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

綺麗な水の流れる川

2006年05月01日 | 釣り師の独り言
を求めて、まずは砂鉄川を目指した。
しかし、この季節の砂鉄川は田んぼからの排水が流れ込み、かなり濁っている。
そこで、峠を一つ越えて矢作川に移動した。
気仙川の下流に注ぐ支流・矢作川は、まったく濁りもなくこの渕では底を泳ぐ魚影まで視認できた。
先週までの増水も一段落したらしく水量も平水。絶好のコンディション。
ここぞというポイントでヤマメが飛び出してくる。しかし・・・小さい!
まったく釣った気分になれない。
支流の小出川に入ってみるが、大型の気配はまったくない。
そうこうしている内に雨も降り出し、それを潮に場所を移動した。

気仙川本流は、相変わらずの雪代増水。しかし先週よりは水位は下がったようだ。
水色もイマイチで、ライズはあってもとても太刀打ちできそうにないので、あきらめて上流に向かった。
上流のイワナ&ヤマメの混棲域に入りダメモトで#16ソラックス・ダンを流すと・・・一発で26cmの岩魚が出た。今季初の大型の手応えに正直浮かれた。
水深20cm程度の場所で、立て続けにイワナが出た。
ようやくイワナも動き出したようだ。しかしまだまだ最盛期のようには行かない。
午後5時過ぎに飛び出したヤマメは、体長25cmはあったが、黒くさびていた。
その魚をリリースしたところで、意欲がなくなり納竿した。

赤羽根峠を越えて帰る道すがら、産直に立ち寄ると「こごみ」「たらぼ」(タラの芽)「こしあぶら」が150円~300円で並んでいたので、酒の肴に「こごみ」と「こしあぶら」ついでに「葉山葵」を買った。
おかげで昨晩の酒はうまかった。

ところで・・・
GW期間中に岩手での釣りを計画中の方々にご連絡しますが・・・
北上山系の沿岸河川でも大規模河川は、まだ雪代が収まってません。
なおさら奥羽山脈から流れる河川は、雪代の大増水です。
また、この時期は各河川ともに相当の混雑が予想されます。
したがって、釣りにならない可能性も多分にあります。
その辺を覚悟してお越しください。
権ぞーとしては、出来ることなら5月下旬のお越しをお勧めします。
念のため。