イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

後編

2006年05月15日 | 釣り師の独り言
5月7日(日)に、岩手県釣り団体協議会の春の恒例「ヤマメ釣り大会」が
川井村の閉伊川水系を舞台に行われた。
毎年大会の事務方を担当しているが、会社を地元江刺に移転してからここ数年、この大会があると前日から集合場所でキャンプを張っている。
今年も集合場所の「川井村やまびこ産直館」の駐車場脇の場所に、関係者数人と陣取り、飲めや語れの宴会をやっつけた。
その場所にたどり着くまでに、遠野の猿ヶ石川水系を眺めたり、
閉伊川の支流・小国川でフライを流したりしてみたが・・・
閉伊川水系は、正直GWではまだまだ釣りには早い。
てなわけで・・・キャンプ料理の方に力が入った。
権ぞーのメニューは、遠野で仕入れたジンギスカン(上ラム)、北上口内の真木沢ミートピアのソーセージ&ハム、自家製イワナ燻製、ボイル・イカなどなど
それをオリジナル炭火コンロであぶりながら、ワインやら焼酎やらシングルモルトなどなどをやらかしました。

翌朝は、開催式から雨・雨・・・・
これじゃ、フライでは絶対歯が立たない・・・と思ったが、
中学校の美術教師で作家の平谷さんが「歌詠川物語」のモデルにしたと言う川の事を思い出した。
ダメモトでその小河川に初めて入ってみた。いやぁ~いい川だ。
あの雨でも濁らず、低水温でもポツリポツリと魚の反応もある。
事務方が戻らなければならない制限時間まで釣り上ったが、
あの川は変化に富んだ素敵な川だ。また一人で行ってみたい。
(残念ながら、関係者の希望で川名は伏せます。)

大会の結果は、惨憺たるもので・・・ここ数年で最低の釣果だった。
100名近い釣り師のほとんどが餌釣りしだが、最近は彼らも引船で生かして検量し、検量後に再放流・・・という人が増えている。
だから、釣果が悪くても愚痴を言う人はほとんどいない。
やはり岩釣協の大会に出るような釣り人は、大人だなぁと思う。

渕信太郎さんが会長になり、村田文雄さんが事業部長、佐々木淳ちゃんが副部長になって、また一歩岩手県釣り団体協議会が前に進んだような気がする。
事務局長になった高橋修君や県央支部長の六本木さんも頼もしい。
これからも楽しみだ。