イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

更新遅れのお詫びの「全報告」その前編

2006年05月14日 | 釣り師の独り言
2週間以上もブログの更新を怠っておりました。
大変申し訳ありません。失礼しました。
・・・というわけで、5月2日から昨日までの「全報告」を前編&後編の2部構成で、渾身の報告(?)を致します。

毎年5月3日&4日は、地元恒例の春の祭り「江刺甚句まつり」が開催され、去年まではなんやかやと仕事が入っていたのだが・・・今年はどうしたことか、それほど慌しくもない。と言う事で・・・1日・2日は普通に仕事をして、連休中の釣の段取りを整えていた。
と言うのも、東京の3人の釣友が、GWしか休みが取れないのでどうしても岩手に来ると言うことになった。
地元の釣り人なら実感すると思うが、GWの岩手の川は遠来の釣り人で「大ラッシュ」になる。そして、今年は雪代も多く、コンディションもイマイチ。
出来ることならGW明けに来た方が良い・・・と言ったが・・・
彼らの職業上、どうしても暦の上での連休にしか行けないと言う。
そう、彼らは3人ともお医者様。
自由に休みを取れない職業と言うのも、大変だと実感した。

新幹線のチケットの関係で、3日は移動のみで、釣りは4日朝からとなった。
4日 気仙川から盛川を釣り、泊りは大槌の名物民宿「さんずろ屋」
と言う段取りの1日だったが、気仙川はやはり釣り人ラッシュ!
その後盛川に移動したところ・・・ちょうどライズが始まった。
二手に別れ、宿のチェックインタイムぎりぎりまで楽しんだ。

「さんずろ屋」は、なんで有名かというと・・・夕食の料理が食べきれないほど出る。権ぞーお奨めの民宿の一つだ。

翌日は、鵜住居川を釣り、遠野の猿ヶ石川水系を攻めてから、
昼食は、遠野食肉センターの「ジンギスカン」と決めていた。
早速、鵜住居川に向かったが・・・道路情報板に「緊急」の文字が・・・
「笛吹き峠路肩崩落で全面通行止め」だとぉ~!
もうすでに橋野まで着いていたので、とりあえず3人で釣り始めるが、
風が強く、思うようにラインコントロールが利かず、みんな大苦戦。
その後、大槌まで戻りそこから大槌川沿いに立丸峠を目指し、
峠を越えて遠野の小烏瀬川に入った。その距離なんと60km。
大変な遠回りだ。更に小烏瀬も場荒れ激しく、反応もイマイチ。

そろそろ小腹も空いたので飯にしようと、遠野食肉センターを目指した。
ところが・・・なんと食肉センターの前は長蛇の列!!!
これじゃ無理。と言う事で「あんべ」に向かうが・・・こちらも大混雑!
3人は、ジンギスカンは諦める・・・と言ったが、地元の民としては、
なんとしてもジンギスカンでなければ収まりがつかない。
そこで、遠野から国道396号を北に向かい、宮守の「米田屋」を目指した。
これが、大正解!宮守とはいえ、去年の合併でここもれっきとした遠野市。
「遠野のジンギスカン」に変わりはない。
もちろんそのお味の方も、米田屋ならではの美味しさ。
3人も満足していただけたようで、4人で10人前位を平らげた。

その後は、新幹線の時間もあるので、真っ直ぐ北上に向かい、
6日朝から仕事があると言う3人を北上駅で見送った。
Dr紙谷、Dr佐藤、Dr丸岡、慌しい釣りでごめんなさい。
次回は、一本の川で納得のいく釣りを楽しんでもらえるように、段取りを考えます。これに懲りずにまた来てください。

そして、連絡が取れずに三陸の川で会えなかった「へちい」君、ごめん。
次回は是非とも岩泉界隈の川を歩こう。