イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

増水の川でうろたえた

2006年03月18日 | 釣り師の独り言
一昨日の一日中降り続いた雨の影響が気になってはいたが、
安斉しのぶチャンが気仙川で良い釣りができたということだったので、
まずはホームグランドの気仙川へ行くことにした。

午前10時前にいつもの世田米界隈に到着し川の様子を眺めたが・・・
増水でポイントというポイントが消えていた。
この調子だと隣の盛川も同じような状況だろうと考え、上流に向かった。
上有住小学校の上流にある○ンルス下の浅瀬をのぞいたところ、
ライズはないが増水でもトロ場はあちこちにあり、釣りにはなりそうだった。
なんとか一尾でも釣りたいと思ったが・・・
ここぞというポイントでも、何の反応もない。
1時間以上粘ってみたが、ライズもないので泣く泣くあきらめた。

その後、上流の○倉橋ポイントにダメモト気分で入ってみた。
川幅も狭い浅い流れだが、盛期には良形のヤマメ&イワナが出るところだ。
しかしここもかなりの増水でライズもなく、期待は持てなかった。
いつものパイロット・フライである#16のクラスター・ミッジを
石裏のトロに落とすと・・・・一発でヤマメが出た。しかし小さい。
16cm程度のヤマメでしかもサビている。
その後もトロ場にショートラインでフライを置くように流すと、
小型のヤマメが、まさにポンポンと釣れた。が・・・
面白くない。
この調子なら今日はもう駄目だ、と諦めて納竿を決めた。

天候や川の流れの状況が不利なときに釣り人の都合で無理やり川に入っても
納得の釣りなど出来る筈がない。無理だ。
そんな状況で釣れたとしても、今日の僕のように満足など出来るはずがない。
増水の川では、トロ場に魚が逃れる。そこに毛鉤を落として釣れたとしても
それはなんだか「盗み釣り」のようなものだろう。

来週は祝日も仕事なので、またしても週末の釣りになるだろうが、
天気が回復し増水が収まってくれる事を祈るのみだ。