イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

祝・解禁!ではあったが・・・

2006年03月01日 | 釣り師の独り言
待ちに待った2006年の渓流シーズンの幕開けだ。
10月からの5ヶ月間は、毎年のことではあるが、やっぱり長い。
特に今シーズンは、異常なほどの寒さと雪の厳しい冬で
この3月の解禁が本当に待ち遠しかった。

ところが・・・
今日の岩手県沿岸南部の天気は、雪のち雨で日中の最高気温も1℃。
26日日曜日の雨による増水に加え、この天気。
それを見越してか、平日水曜日と言う事もあってか、
毎年沢山の釣りファンでにぎわう気仙川に、なんと人影もまばら・・・
住田町世田米の町裏にあるこの写真のポイントは、
解禁から一ヶ月、毎日20人以上の釣り人が並ぶポイントなのに
僕が到着した時には、たったの6人・・・
重たい雪が雨に変わる頃で、当然魚のライズも皆無。

その下流のヒカリのポイントも、釣り人はまばらで、
釣れている様子もない。
大変な解禁日になった。
本来ならば、お祭り気分の釣り師達から番組用にインタビューでも、
と考えて、録音機材を持参していたが、あいにくの雨で諦めてしまった。
万が一、機材を雨に濡らしたら一大事と考えた。
なんとも厄介な天気だった。

その後、上流の土倉橋付近まで様子を見に行ったが、
川の様子はどこもかしこも素っ気無い。
午後4時頃まで川を見て回ったが、とても竿を出せる雰囲気ではなく、
ここ二十数年来で初めて解禁日に竿を出さずに帰ってきた。
次回は、天気予報をにらみながら、週末に期待しよう。

果たして・・・村田さんの解禁は、どうだったのだろう。