イーハトーブ岩手の水ブログ

岩手の渓流や三陸の海、みちのく奥州の自然にまつわる出来事や話題を伝えます。更にFM岩手「水のラジオ」の情報も掲載。

寒い寒い日曜日

2006年03月12日 | 釣り師の独り言

昨晩は、仕事の打上でチョイと飲みすぎたもので・・・
今朝の出発は9時過ぎとなった。
自宅(奥州市)を出た時は、気温6℃だったが、途中の種山高原では、
気温何とマイナス1℃!空は曇天で今にも降り出しそうだった。

住田町世田米の気仙川に到着したのが10時。
お馴染みのトロ場には既に餌釣り師が二人並んで入っていた。
順番待ちを決め込んで、餌釣り師の背中を岸辺から眺めていたが、
なかなかの腕達者な方々で、柔らかい竿を巧みに操りポツリポツリと
リズム良くヤマメ&ヒカリを釣っていた。
僕に気付いた年配の方が、「遠慮せずにどうぞ」と進めてくれたので、
その方々の下流に入り、ブラインドで#16クラスターミッジを流してみた。
2投目でそこそこサイズのヒカリが出た。
上手の餌釣り師達に、「なかなかの腕前ですね」と褒められたので、
お返しに「いやいや、お二人もかなりの腕前ですね」と持ち上げた。
こんな風に褒められたり、持ち上げたりするのは、実に気持ちが良い。
先週のやり取りとはえらい違いだ。
やはり「一人前の釣り師」達は、マナー&エチケットも大人だ。
気仙川は、こういう腕達者達に攻め続けられているから「激戦区」と呼ばれるが、その一方で、大人の釣り師たちが集う川でもある。
そういう意味でも僕は気仙川が好きなのだろう。

とはいえ、水温6℃、気温も4℃に下がり、腿まで流れに入っていると
2時間くらいが限界のようで、彼らも僕も12時にはその場所を上がった。
その後は、上流を除いてみたり、支流に入ってみたりしながら、
午後4時に納竿した。しかし、川ではその時間でも散発なライズがあった。
ようやくヒカリ&ヤマメも活性が上がってきたようだ。
来週の彼岸の頃には更に活性もよくなってくるだろう。
来週が楽しみだ。
写真は、午前中に釣れたヒカリ&ヤマメ。