おはようございます。
本文についてはブログの記事が終わりました。今日は『おわりに』の文章についての紹介とコメントです。まず先頭の言葉を転記します。
『本書の終わりにあたり、筆者の学習に対する基本的な考え方と、読者が本書を読んで身につけたいと思ってほしい能力と、商品企画の手順についてその心得をまとめます。』
ずいぶん偉そうな言葉だと思いました。でも、これは女子栄養大学の市場情報論の教科書が一番の目的でした。ですから読者は20歳の女子大生を想定して書きました。しかも聴講生です。我慢して読んでください。
当時、私はシャープの窓際に静かに座っている技師長でした。女子栄養大学の学生さんは皆さんは真面目な人でした。バイトで学費を稼いでいる人もたくさんいました。高校までの教科以上に、お料理が大好きな人のように見えました。作るのも、食べるのも、でした。素直な人が多かったと思います。
一方、シャープでは、富士通でもでしょうが、結構、腹に一物持つ人が多かったように思えます。皆さん、頭が良く、自負心がありました、私の指導に従った人は若い一部だったと思っています。仕事のできるできないは関係なく、それまでの人生が育んだ心によると私は考えています。
今は女子栄養大学も受験は大変のようです。若い時から専門性を身につけようと言う人が増え、とても偏差値も上がりました。飽きっぽい私ですが、皆さんを教えるのが面白かった。ですから10年も続けられました。大学受験生にお勧めの大学だと思います。理系でも文系でも、お料理が好きなら大丈夫です。
今日はここまでにします。