創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

企画担当者のその後

2017-10-13 04:25:57 | Weblog

 おはようございます。

 企画の成功学の内容は、経験談から学んだ私の定石。その定石を担当者に指導し実践。でも個人は得手不得手があります。商品企画に適した性格で私が指導し、得意になった担当者は少数派。3割程度かも。

 部下の中に、その後、働き過ぎで亡くなった人も、脱サラしベンチャー起業し、成功した人も、失敗者もいます。6割程度は定年までシャープに勤務。半数以上が部長以上に出世。

 部下の数人は事業部長クラスまで出世。でも私に感謝は無し。自分の能力で出世したと思っているよう。一部が私の言動が勉強になったとお世辞を言うだけ。

 取締役になった他部門の課長さんや一時の上司を私は支えたつもり。でも、彼らは自我が強く、自信家。一人で成功し、会社を発展させたと考えています。それは間違い。彼らが重役の時、シャープは墜落。彼らは社長や会長に反対せず、会社は液晶に過剰に投資。情けない。

 定年まで組合員だった一人は今も盆暮れの品を私に。彼はいろいろな部門にたらい回しされ、苦労したのに。シャープが潰れた主因の堺工場で、彼は定年時にアホどもの尻拭い。

 彼は、中国企業傘下で、6年ほど再契約。今年も勤務。頼まれるから断れないそうです。優しいから。ベンチャー企業で成功した高卒の人は、口だけ厳しい人。今もバリバリ仕事をしています。実は彼は何度も騙されました。人に優しいのです。人は潜在能力も心も分かりません。本当に不思議。

 何度も書いた、大法医学者は85歳。昨日も私の最寄り駅に、私を先生と呼び、教えを乞いに来ました。検事のお偉いさんの指導のために。お土産と資料を持って、電車と歩きで。私がお世話になった人なのに。

 私の義母も凄い。広島の女学校時代、体調不良で休んだ日に、奉仕工場が被ばく、同級生は南無阿弥陀仏。彼女はもうすぐ90。独り住まい、私より歩けるし、頭も口も抜群。仕事なしの主婦でしたが。

 成城初等科の椿組担任は義母と同い年。奥さまは車いす。先生が毎日、家事。2年ほど前、クラスの70のお祝い会を自費開催。会場設定も先生。今も毎年、故郷の東北で講演会。

 新規商品に成功しても、メタメタ知識は身につかない。新規事業も人生も難しい。人は様々。手順を説明できません。転勤も転社も人生も新規事業のようなもの。環境で良い方策が変わります。主婦でも小学校の先生でも大学の先生でも凄い人は凄い。

 新しい仕事に対応する。歳をとって楽しく生きる。そのために柔軟性。柔軟な人が社会の要求です。それは天分だと言われますが、私は学童の時の教育と若い時の経験次第と考えています。随時随所楽しまざるなし、よく学びよく遊べ、沢柳精神で。

 転職や新規事業や人生の成功のために、新規商品の成功と創造性の開発では足りません。過去の経験も功罪半ば。経験を他に転用するなら、随時随所楽しもう。成功は運。成否を気にせず、楽しもう。だから逆に成功しやすい。南無大師金剛遍照。

 今日はここまでにします。

 

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