創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

思考錯誤が良い発想

2017-10-17 04:01:31 | Weblog

 おはようございます。

 『図17 重要な資料の作成時期』を図像にするなら、縦軸と横軸の名称を変えなければいけません。それから、それぞれの軸の限界値の用語を決めます。その次に駒の駒を考え、駒の大きさを表すスカラー量を決めます。そして試しに書いた絵が分かり易ければそれでOKです。できるまで試行錯誤を繰り返しますから、良いアイデアが閃きます。

 それから、図像を説明する論旨を考えます。軸の名称と4つの単点の名称と駒の大きさの用語を使って4項目の箇条書きができればベストです。これを基に文章にするため、論旨は大幅に変わります。後編の新規事業の本では、こうして、図像をたくさん書きました。文章の書きなおしが大変でした。

 面白い図像が後編ではでき、節の文章をたびたび書きなおしました。でも、出来上がった本を見ると、普通の絵があるだけに見えます。大変さは読者に見えないようです。それだから良いのです。自分の考えを人に伝え、理解させたいのだからです。図像のイメージで相手に自分の考えを植え付けられ、自分が気が付かなかった発想も浮かびます。

 一般読者向けのビジネス書は、文章は平明で、分かり易い説明が必要です。文章の分かり易さと論理の正さの両立が必要です。絵は文章を短くでき、分かり易くする手段です。一方、絵本は絵の分かり易さと面白さが大事です。文字はそれを補助する役割の場合が多いと私は思います。

 図表を図像に変えることは、文章主体の説明から、絵主体の説明に変えることと考えています。自分のために、そして読者のためにです。図17の場合、横軸は読み手、縦軸は資料とできそうです。すると左の限界値を技術担当、右の限界値を営業担当、下を文字表現、上を図解表現とできるかも。ここで箇条書きで絵を説明し、良ければ図像になったとできます。その図像が分かり易ければ良い説明になります。

 駒の大きさを表す良い用語が決まれば、面白い図像になります。駒の大きさはページ数と作業量できまる仕事の困難さで表せそうです。仕事の困難さの大きさなど正確に分かりませんが、大きい駒を書いた作業が大変、小さな駒は易しいと主張していることになります。駒の大きさは自分の判断で決めます。それで良いのです。

 今日はここまでにします。

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