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火の車の国家財政(3)

2007-10-18 00:54:25 | 社会・経済

お金(通貨)とは何か? 少し上等な紙に壱万円と印刷しただけなのに、それを持っていれば買い物ができる。 それは皆が1万円札に一万円の価値があると信じているからその紙切れと引き換えに財やサービスを提供するのである。それはもう信仰に近い。 皆がその円教の信者である限り問題は起きないが、私は近い将来、きっとその信仰に疑問を持つものが出てくるのではないかと思う。 すでに国民年金制度を信用しないものが多数になっている。 また手持ち資産を外貨に換える人が少しずつ増えている。 円通貨が信用されなくなると、急激な物価上昇(インフレ)、円安が起きて、ますますインフレ円安が加速する。 もしハイパーインフレがやってくれば、円の貯金は目減りする。 一方国の借金も目減りする。 おそらく支給される年金も完全な物価スライドとはならずに目減りすることだろう。  もしこんなことが起きれば世の中大変なことになるだろうが、あまり多くの人はそんなことが起きるとは考えていないように見える。 私にはそのことが不思議である。


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