昨日長男の嫁が女の赤ちゃんを無事に出産した。私にとっては初めての孫の誕生でとても嬉しい。今すぐにでも病院に行って孫を抱きしめたいが、残念ながらコロナ感染防止のために面会は一切できない。赤ちゃんの父親ですら面会できないそうだ。 計画出産で昨日の午前中に病院に入院したと思ったら、もう正午過ぎに赤ん坊の動画が届いていたのでびっくりした。詳細は分からないが、陣痛促進剤を打ったあと1,2時間後にはもう出産していたことになる。私が産んだわけではないので、こんなこと言うのもアレだけれど、昔に比べて出産はずいぶん楽になったなあと思う。実にすばらしいことだと思う。
人気グループのofficial髭男dismが歌っている曲のタイトルがなんとアポトーシス。
静かに死を迎える老パートナーの心情をうたっている。なんとまあ斬新なこれまでにない歌だなあと感心してしまう。
アポトーシスとは多細胞生物の体を構成する細胞のプログラムされたされた自殺。平たく言えば細胞の新陳代謝のことだ。これがなぜ個体の死(老衰)につながるかというと、細胞は分裂するたびにその染色体のしっぽ(テロメア)が短くなり、しっぽがなくなってしまうともう細胞分裂できなくなり細胞は老化してついには死に至る。これが老衰死。
私の母は95歳。これといって悪いところはなく去年までは大阪泉南の老人専用サービス付き住宅で元気に暮らしていたが、コロナ禍でしばらく面会できない間に急に老化が進み、先月から終末医療の病院に入院していた。つい先ほど義理の兄から連絡があり母は静かに息をひきとったそうだ。コロナ禍にも関わらずひと月前に奇跡的に母との面会ができて、そのとき”お別れ”もできたので今の私の心は静かだ。少人数の身内だけでお通夜と葬式をするため、明日からカミさんと大阪に行く。
いつのもように、焼酎の水割りを飲みながら、iphone に残っている母の写真からどれを遺影にしようか考え中。
新年あけましておめでとうございます。
2020年は世界は新型コロナに押しまくられて大変な年になりました。ワクチンができて一部の国で接種がはじまっているものの新規感染者や死亡する人の数がまだ増え続けている。 コロナが下火になるのはまだしばらくかかりそうだ。
昨年秋に日本企業のシンガポール子会社に勤めていた次男が、転職していまは東京に戻っている。 年末にその次男と、結婚したばかりの長男夫婦がやってきて、私たち老夫婦の5人で楽しいお正月を迎えることができました。飲食するとき以外はマスクを着用し、なるべく距離を保って会話するようにしている。しかしこれでコロナ感染が起きる可能性はゼロとは言い切れない。初詣には行かず、心の中で 早くコロナが収まり自由に飲食、旅行ができるようになってほしい。と祈る2021年の正月元旦です。