「麺屋 三郎」中区

ライブのプレートだけでは腹いっぱいとはいかず、ラーメンを食べようと新店開拓。

ローソンの地下との情報を得て歩いて行ってみるが、休業日じゃないはずなのに入口看板には「準備中」の掛札が・・・。
ダメもとと思いながら階段を下り、どんどん歩を進め、ぐるっと回り込んだところに、店の明かりは点いていた。


小さな店内は、1/4円のカウンターと手作り感のある壁カウンターで８席。



塩らぅめん２杯とビールを一本注文し、店主の仕事ぶりを拝見。ここでも天空落しが見られる。




ミスチルの曲を聴きながら待っていると、底が深く小振りの丼が登場。





まずは澄んだスープを一口。出汁もよく効いて、とても優しい味だ。細ストレート麺もこのスープには似合っているように思う。
チャーシューは私の大好きな店の味を髣髴させる。飲んだ後の一杯にお勧め。つけ麺や週替り限定麺にも挑戦してみたい。



ひとつ残念だったのは、ビールが温かったこと！これだけは是非改善してもらいたい。

麺屋三郎 （ラーメン / 伏見駅、栄駅（名古屋）、栄町駅）★★★☆☆ 3.5

Grant Stewart Quartet at Nagoya BlueNote

うだるような暑さが残る栄で開演までの時間を潰し、あの階段を下りれば一気にブルージーな気分になる。

料理プレートはこんな感じ。もちろん冷えたビールを忘れることはない。




　　　　　　　　Grant Stewart　　　

「テナー・サックスの王道を貫くカナダ生まれの俊英！『歌うテナー』と称されるメロディアスなプレイは必見！

当店アンケートの中で、ここ数年“出演を希望するアーティスト”の上位にランクされるのがこの男グラント・スチュワートだ。現代最高のテナー・プレイヤーのひとりとして完全にその地位を確立した彼。意外にも自身名義での単独来日公演は昨年が初。その優しくも力強いブロウでジャズファンを唸らせた。そんな若き俊英が、早くもファンのリクエストに応えてブルーノートに登場する。今回は、ソニー・ロリンズに捧げた最新作をリリースした直後の絶好のタイミングである。ソニーからグラントに受け継がれる“テナー魂”を目撃せよ。 」




スーツにネクタイといういでたちで現れたが、艶の無いサックスからは図太い音があふれ、やや荒削りな感じがしないでもない。
しかし昔一度見たことがあるロリンズから感じたような心を揺さぶられるまでの豪快さはない。どちらかといえばハンク・モブレイ！？
途中デヴィット・ヘイゼルタインのピアノトリオで１曲演奏した以外、他６曲はテンポを変えてソウルフルにブロウ。
バラードに選んだ曲は「シャドウ・オブ・ユア・スマイル」。アンコールにはお待ちかねの「セント・トーマス」だった。

「鈴屋」名東区

旨いざるきしが食べたくなったので、以前からチェックしていた店へ出かけた。

メインの通りから少し入り込んでいるが、目的の店はすぐに分かった。店の前に車を停めて常連さんの後に続いて店内へ。


小上がりとテーブルでキャパは30名。外観から想像するより広い印象だ。テレビが点いて、漫画や雑誌もある典型的な街のうどん屋。



私は名物の天ざるきしめん1000円としたが、ツレは急に煮込みうどんを食べたくなったようで玉子入り810円を注文。
平日ランチサービスのご飯は１つだけもらうこととした。

さて、しばらく雑誌を読みながら待っていると味噌煮込みから登場。





さらに少し遅れて天ざるきしめん。




幅広のピロピロとしたきしめんは、独特の食感でとても旨い。コシがあるというのか、弾力があるというのか？
それにダシがよく効いた麺ツユもなかなかのもの。流石に愛知県うどんランキング・トップクラスだけのことはある。
ただし、天ぷらに関しては残念ながら、ごく普通で特筆することはない。


また、ツレの煮込みも少し食べてみたが、スープは辛目で、うどんもモッチリとしてやや固め、こちらも好みのものだ。
欲をいえば、もう少し濃い方がいいかも。しかしどちらも結構気に入ったので、また来ることになりそうだ。

鈴屋 （うどん / 一社駅）★★★☆☆ 3.5