星・宙・標石・之波太(しばた)

星、宇宙、標石、之波太(しばた:柴田)をこよなく愛するサイト。

科学主なニュース2020

2020-12-30 22:40:51 | 宇宙

朝日新聞12月24日 科学欄

 新型コロナウイルスに翻弄された2020年。コロナ対応や日本学術会議の会員任命を

めぐって科学や学術と政治の関わりが問われた一方、探査機「はやぶさ2」のカプセル帰還

のような日本の科学技術の存在感を示す成果もあった。主なニュースで1年を振り返る。

1.新型コロナ 世界的大流行

2.「はやぶさ2」のカプセルが帰還

3.首相が学術会議6人の任命除外

4.温室効果ガス「2050年にゼロ」宣言

5.核燃再処理工場に「適合」判断

6.スパコン「富岳」世界一

7.熊本などで記録的豪雨

8.難問「ABC予想」証明

9.地質年代「チバニアン」

 

年末になると各分野の十大ニュースが話題となる。

今年は9個なので、主なニュースとした。

天文宇宙関係は、

 ■「はやぶさ2」のカプセルが帰還

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の小惑星探査機「はやぶさ2」が12月、

小惑星「リュウグウ」の砂が入ったカプセルを地球へ送り届けた。小惑星への

2度の着陸や人工クレーター作製など、6年にわたる旅は終わり、別の小惑星へ

新たな探査に出発した。

 289億円をかけて開発され、2014年に打ち上げられた。リュウグウは、

初代はやぶさが探査したイトカワより有機物が豊富とされる。太陽系が誕生した

ころの姿を保つ砂から、生命の材料が宇宙から来たのではないかという謎に迫れる

と期待される。

 11月には、JAXAの野口聡一飛行士(55)を乗せた米国の新型宇宙船

「クルードラゴン」が打ち上げられた。国際宇宙ステーション(ISS)へ飛行士

を往復させられる初の民間宇宙船。米宇宙企業スペースXが開発した。

 野口さんの飛行は10年ぶり。米スペースシャトル、ロシアのソユーズ宇宙船に

続き、3機種目となった。半年間、ISSの日本実験棟きぼうでiPS細胞を使った

実験をしたり、超小型衛星を放出したりする。(小川詩織)

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿