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BS-TBS『高島礼子が家宝捜索!~蔵の中にはなにがある?~』

2021-02-07 23:58:26 | 之波太:柴田

広報しばたお知らせ版2月1日号やチラシにて告知がありました。

 

★昨年11月上旬、町商工観光課担当者から管理人に

「BSデジタル放送(BS-TBS)にて、女優・高島礼子さんが日本各地の「蔵」を訪ね、

そこに眠る「家宝」通して、「街」や「家族」の歴史を紐解く、紀行ドキュメント番組を

放送しております。

このご時世のため放送日・取材日等が決定していないのですが、特別番組として柴田町

取材させていただきたいと考えております。

原田甲斐と名門柴田家の城下町であったり奥州街道の宿場町として現在も当時のまま残して

いる建物や点在している蔵、などそこから様々な歴史背景やファミリーヒストリーが、

知ることが出来たら・・・と考えております。」

★管理人から町内の三箇所の蔵のあるお宅を連絡した。

一箇所のお宅では取材を断られたという。二箇所では足りないので隣町の村田町まで

取材範囲を広げたものでしょう。

 

取材日は、2020年12月9日(水)10日(木)でした。

 

BS-TBS番組の紹介から

高島礼子が家宝捜索!蔵の中には何がある?2時間SP

「伊達家のお膝元で大捜索!2時間スペシャル」

今回は高島礼子が宮城県へ!

 まず向かったのは、仙台から車でおよそ1時間、日本さくら名所100選にも選ばれて

いる東北有数の桜の名所「柴田町」。伊達家の家臣・名門柴田家の居城「船岡城」の

城下町として栄えた場所である。

 番組に鑑定の依頼をくださったのは、かつて、伊達家の御用商人だったという歴史あるお宅。

29代目のご当主によれば、「店蔵」と呼ばれる、通りに面した間口の広い蔵の1階は

現在イベントスペースに改装されているが、実は2階には整理しきれていない品々がある

という。早速、お宝を求めて捜索してみると・・・なんと!伊達政宗直筆の書状を発見

他にもご主人が初めて見るお宝が次々と見つかったのだ。さらに、金で飾られた見事な

懐刀も登場。「葵の御紋」が施された刀が、なぜ、ここに?・・・その驚きの鑑定結果とは!?

 その後高島は、柴田町入間田地区に「古いものを集めるのが趣味」という方がいると聞き、

伺ってみることに。150年前の蔵はもちろんだが、驚かされるのは敷地の到る所に飾られ

た大量のコレクション。ご主人が東京オリンピックの昭和39年頃から集め始めたという品々

で、「レトロな赤電話」や「アナログのパチンコ台」、果ては「カップ麺のフタ」まで、

その数、実に数万点!なかでも、鑑定士が注目したお宝とは?

 さらに、柴田町の西隣り、村田町でも家宝探索。村田町は、江戸時代後期に京都・大阪・

江戸へ「紅花」を売って繁栄した商人の町。尋ねたのは、幕末から続く荒物雑貨店。そこ

には何と、戦後に先代が買い求めた日用雑貨が在庫品として今も残っているという。

予想外の鑑定に、ご当主も驚いた!

上2枚:柴田町入間田地区

下:かつて、伊達家の御用商人だったという歴史あるお宅。

 

★1月上旬、BS-TBS担当者から

郷土史家の方に教えていただきたい内容は、以下の通りです。
平井家の蔵から、伊達政宗が柴田源四郎に宛てた、手紙が出てきました。
それは「代替の儀」というタイトルで、
柴田源四郎宛に、代替のお祝いとして、縮緬を5反遣わして祝いとした。
この秋に国に下るので、その節に・・(会おう)
という内容のものでした。
 
そこで、柴田源四郎なるものが、
・柴田家何代目の船岡城主で、何年に生まれ何年に没したのか、
・政宗とはどういう関係性があったのか?
・船岡ではどういう活躍をしたのか?
・柴田源四郎の肖像画などはあるか?
など、教えていただけたらと思います。

柴田家について知る専門家が見つからず、アドバイスいただけると助かります。

★管理人は、しばたの郷土館にて「柴田町史」や「仙台市史」を調べました。

伊達政宗直筆の書状は3000通以上残っています。

仙台市史 資料編11 伊達政宗文書2、別冊に掲載されていました。

鑑定結果は20万円。新発見ではありません。仙台市史で公表されています。

広報しばた2月号、町長のコラム欄

 今回の収録で反省したことは、これまで町として歴史的遺産の保全や活用に

ついて、あまり意を用いてこなかった経緯があったのではないかという点です。

 麹やコレクションをはじめとする歴史的建造物や遺構、工芸品、鎧や刀と

いった柴田町ゆかりの歴史的、文化的遺産の継承は、愛好家任せだったように

思います。こうした歴史的遺産を個人の使命感だけで後世に引き継いでいくことは、

もはや困難になっていることが分かりました。

 何とか歴史的遺産を、官民が連携しながら保全や活用ができないものかと

思案しているところです。柴田町にゆかりのある歴史的遺産を失っては、歴史の

趣を残す情緒あるまちづくりはできなくなってしまいます。今回の放送を機に、

改めて歴史的遺産の大切さを認識していただければと思います。

 

★町長の言葉に唖然としました。

船岡城址公園は、史跡に指定されています。道路、遊歩道、東屋の整備等を

行っています。すでに歴史遺産を破壊しています。数十年の自然木を簡単に

伐採しています。植生が変わってきています。

公園内の到る所で土砂崩れが発生しています。大型の台風のせいばかりでは

ありません。木を伐採したことによるものが大です。

町内の蔵の保存に目を向けないことが、今回の2時間の放送を柴田町内で

行えず、村田町の力を借りることになったのです。

町長は常々、全国放送で1時間番組を柴田町で行いたいと話していました。

残念な結果となってしまいました。

「歴史的遺産を、官民が連携しながら保全や活用ができないものかと

思案している」とのことです。

成果を期待しています。ヨ。

 

 

 

 

 

 


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