しばたの郷土館の連続講座「船岡海軍火薬廠」の第3回が本日開催されました。
第3回のテーマ:火薬廠の施設と働いた人々
工場の建設にあたって、大型設備の輸送について運搬経路の考察を行いました。
国道が江戸時代の宿場町で直角になっていたものを隅切りを行って大型長尺車両が
通れるようにしたところや木製橋からコンクリート橋に架け替えを行い大型重量車両
の対策を行っていました。
続いて、火薬廠で働いた人々と題して、工員、受刑者、半島出身労働者、勤労動員学徒
について、個別に実例をあげて説明しました。
特に半島出身労働者については、資料がありません。
今回の講座ため、宮城県内の図書館を回って何とか探し出す事ができました。
勤労動員学徒については、女学校の生徒が火薬廠で働いていた講演会を聞いたことがあります。
また、手記も多く残っていたり、記録をDVD録画を行い、自作教材として登録されています。
当時の女学校の生徒もかなり高齢となっているはず、安否が気になるところです。
次回は11月10日。