図説・宇宙作戦隊

今日（５月２３日）の朝日新聞、（いちからわかる！）に「宇宙作戦隊」が出ていました。
当ブログで宇宙作戦隊については、
５月９日：宇宙作戦隊
５月２０日：朝日新聞　社説「自衛隊と宇宙」
で取り上げました。

自衛隊の「宇宙作戦隊」何をするの？
　■人工衛星に危険がないか監視する。米軍と情報共有するよ
　コブク郎　新しくできる宇宙作戦隊って宇宙人と戦うの？
　Ａ　違うよ。航空自衛隊の中に、自衛隊で初となる宇宙の分野を専門に
　　あつかう部隊が１８日に新設されたんだ。府中基地（東京都）に拠点
　　を置き、隊員約２０人でスタートした。
　コ　どんな役割なの。
　Ａ　人工衛星に危険が迫っていないか監視することが任務なんだ。宇宙
　　空間では、スペースデブリと呼ばれるごみが増えていて、ぶつかれば
　　衛星が壊れかねない。ロケットの部品や寿命を迎えた人工衛星などが
　　デブリになる。
　コ　衛星が壊れるとどんな影響があるの？
　Ａ　気象観測、カーナビやスマートフォンの位置情報など多くの生活基盤
　　に支障が出かねない。防衛分野でも通信や情報収集で、北朝鮮のミサイ
　　ル対応に支障が出るかもしれない。
　コ　どうやって監視するのかな。
　Ａ　レーダーなどを持つ宇宙航空研究開発機構（ＪＡＸＡ）や米軍と情報
　　を共有する。自衛隊としても新たに山口県にレーダーをつくる。宇宙
　　作戦隊はそれらの情報を集めて、衛星に危険がないか警戒する。ただ、
　　監視システムを実際に使えるようになるのは、２０２３年度の予定だ。
　コ　ずいぶん先だね。
　Ａ　しばらくは準備期間。足りていない宇宙の専門人材の本格的な育成も
　　これからだ。約２０人の部隊も、本格任務がスタートするまでに徐々に
　　人員を増やす予定で、河野太郎防衛相は「小さく産んで育てていきたい」
　　と話している。
　コ　海外の動きは？
　Ａ　軍事の新分野とされる宇宙分野には各国が力を入れ、衛星を攻撃でき
　　る「キラー衛星」を開発する動きもある。米国は昨年、宇宙軍を発足さ
　　せた。こうした流れは、宇宙の平和利用に逆行した軍備拡張だと懸念す
　　る声もある。（伊藤嘉孝）

★レーダーなどを持つＪＡＸＡや米軍と情報を共有する。
　などが微妙？

雪形200523

　今日の宮城蔵王・水引入道の雪形です。

曇り時々小雨の天気。
雨が止んだ昼過ぎ、撮影しましたが、雪形が見えませんでした。


船岡・新栄通りから見た船岡城址公園。