星・宙・標石・之波太(しばた)

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雪形・2017年5月15日

2017-05-15 22:37:17 | 仙南地区
蔵王連峰・水引入道の雪形です。

今日の雪形です。
午前中は、くもり空。雪形は見えません。

5月13日(土):雨
・午前、しばた歴史観光ガイドの会・総会

5月14日(日):雨
・午後、日本スペースガード協会理事会(於:日本科学未来館)、
    PDC(プラネタリー・ディフェンス・コンフェレンス)の準備
5月15日(月):曇りのち雨
・夜、阿武隈天文同好会月例会

プラネタリー・ディフェンス・コンフェレンスのTV放送

2017-05-15 18:39:45 | 

NHK総合TVで23時15分 ニュースチェック11
「小惑星衝突に備え会議」でプラネタリー・ディフェンス・コンファレンスの
模様が放送されます。
なお、夕方のニュース番組でも取り上げられていました。

昨日、日本科学未来館の会場の準備してきました。

PDC概要

2017年05月15日から19日まで、東京で開催される第五回 PDC は、JAXA 宇宙航空研究開発機構が
ホストとして執り行います。
二年に一度開催されるこの国際会議は、世界中の専門家が、小惑星や彗星による地球衝突の脅威に
関して議論するため一堂に会するものです。

プラネタリー・ディフェンスに焦点を置いた会議としてアジアで開催されるのは、これが初めてです。
前回の2015年はイタリア・フラスカティで04月13日から17日までの五日間で開催されました。
この会合は、IAA が主催者となる以前のカルフォルニア州アナハイム(2004年)と
ワシントンDC(2007年)の二回の開催に加えて、IAA 主催としてスペイン・グラナダ(2009年)、
ルーマニア・ブカレスト(2011年)、アリゾナ州フラッグスタッフ(2013年)と継続開催された
第六回目のものでした。

フラスカティには、21ケ国から16名の報道関係者を含む245名の参加があり、81件の口頭発表、
25件のポスター発表のショートプレゼンターション、そして約80件のポスター発表が行われました。
会議自体はおおむね以前と同様であり、発表会場は一箇所、つまり、参加者はすべてのセッションに
参加することができるものでした。
これは、この会議の大きな特徴であり、参加者にとって、小惑星についての既知情報、衝突回避法、
衝突の影響など、天体の地球衝突問題に関する多岐にわたる情報に触れる良い機会となっています。
(2015年の会議の結果は、” IAA PDC Home ” を参照)

天体衝突の脅威を想定して行った演習(エクソサイズ)によって、現実の脅威と直面した際により
大きな不信感や誤解が生じることが懸念されました。
このような誤解は、天体衝突を回避する対策を検討したり実行したりするときに悪影響を与える
可能性があります。
このような懸念から、次の二点が重要になります。

1) 地球接近天体(NEO)に関する情報を、一般の人や施政者へ継続的にまたより強化して発信していくこと。
2) 脅威に関する情報やその進行度を開示するための方法やガイドラインを策定すること。

そして、小惑星による脅威への人々の理解や反応を定期的に確認していくことも考慮すべきなのです。

以上、IAA ” プレスリリース ” から。