ドラマはあるのだ

こんにちは。

一昨日の忘年会は１２月の忙しい時期でしたが、なんといっても一人でやっている店なので、店を閉めて出席。

でもね、それほどあたしにとっては、ありがたくも楽しみなひと時でありました。

そして、思い通りに素晴らしいご縁を感じて、幸せな時間でした。

どちら様も、ありがとうございます。


さて、明けて昨日は定休日。

なんと２連休。

１２月はなにかと御用のあります月ですよ。

定休日にしか自由に動けないあたしですから、今後のひと月を考えて策を練ったのです。

そして決まった昨日の過ごし方とは？

・・・

ちょっと早いですが、豊坂屋の大掃除。

この後、じいちゃんの家の大掃除とかを考えると、このときを逃してはいけませぬ。

ということで、作務衣の上下のすそをまくり上げ、バケツと雑巾を振りかざして、まずは店のウィンドウを水でワッセワッセと洗いました。

豊坂屋の外回りのめぼしいところをきれいにして、店の外側の掃除完了。

続いて、洗車。

なぜかタイヤがパンクしていまして、それも行きつけのガソリンスタンドで、新品のタイヤに交換。

そして、大切な神棚の掃除。

我が家の神棚には、二度と行く事はないであろうという神社の神様がたくさんおられますの。

その一体一体（一柱と呼ぶのか？）に、今年もありがとうございましたと唱えながら、神棚掃除も無事完了。

その後、生き仏のじいちゃんとばあちゃんのご機嫌伺いをして、昨日は充実した一日を終えました。


そして夜、一本の電話が・・・

「娘がどうしても行きたいというのだけれど、明日の朝からいいですか？」

振袖を見たいとお嬢様が申されて、今朝は少し早い時間に豊坂屋を開けました。

いつもながらに精一杯のことをさせていただきまして、そんな中、お嬢様が教えてくださいました。

「おじさんが良いと、お友達が勧めてくれました」

それは、つい先日、「おじさんは、あたしのことをわかってくれる」といってくださったお嬢さんのお友達でした。

あたしはね・・・感激したのだなぁ・・・

商売ができるからだけではない。

お金が儲かるからだけでは決してない。

あたしがそのお客様に認められるだけの価値があった・・・と感じられたのが、何よりうれしかったのだなぁ・・・

あたしはこんな素敵なご縁に囲まれて、生きております。

そのご縁のきっかけが何であるか？ということは、肝に銘じたいと思いました。


あの人もこの人も、幸せでありますように。

本日も、ありがたい一日でした。