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イミシンなことを彼は言った。

2019-07-12 14:00:00 | ノンジャンル
こんぬつは。

昨日の定休日は、驚くほど涼しくて、久しぶりにネルシャツ着ました。

(7月だよ、7月!)

ま、ジジィが寒がりなだけなのかもしれませんが・・・


そんな昨日は、こちらに出向く。



名古屋の官庁街にあります、自治センターというところです。

雨の中、行ってまいりました。


で、何でここかと言いますと、じいちゃんの遺品の中にちょっと物騒なものが出てきた。

う~む・・・とりあえず、これは警察にお知らせをせねばいかんだろう・・・

ということで過日地元の警察に参りまして(次男同伴)、事の次第を話しましたら、

「これこれこういう手順を踏みなされ。

さもないと、桜のご紋が許さんけんね!」

と、柔和にお話くださいました。


正しく一日本国民でありたいと思うあたしです。

それはその通りであると納得しましたので、ご指示に従いまして、あれこれの手続きの最終としてこちらに参った次第でごぜぇますだ。

(うちの祖先は水飲み百姓なんだが、出てきたものがには不釣合いなものだったのだ。

・・・そうそう、いつからか、百姓って、使えない言葉になったんだよな。

理由はなんとなくわかります。

ある時、「雑草が生えています」という侍従に、昭和天皇が、「雑草という名前の植物はありません」と答えられたと、嘘か誠か知りませんが聞いたことがある。

・・・

百姓という言い方は、雑草にちかいのだな、きっと。余談。)


当然ながら初めて参りましたこちらですが、30人ほどの方が、刀や火縄銃をぞろぞろと一室に集められて待っておられました。

それらをこちらで審査して、所在と持ち主の登録をするらしい。

(後から係りの人に聞いたら、所有者の変更と手続きということもあるようで、古物商関係なんかもここでお世話になっているのかもしれないなと思いました)

だから、あたしみたいな初めてですという人は少ないようで、場慣れしたと思しき方が多数。

持ち物も、それはそれは立派なこしらえであろうと思われる刀や火縄銃がアチラコチラの机の上にさんざめいておりました。


で、あたしの番。

次男が休みだったら一緒に来てこの雰囲気を楽しめたんだが、次男は仕事・・・惜しい!)

番号を呼ばれて、それを差し出す。


・・・

係りの鑑定士みたいな人が、手馴れた手つきで見て、言った。

「これ、銘はないけど、どう見ても○○だね。

徳川に嫌われて、流れてきたものかもしれないな。

銘が後から消されたかもしれんね~。」


(たぶん流れ作業みたいにやっているから、言い方がすごく軽い。それがとても面白かった)

・・・

おや?・・・なんか、その名前、聞いたことがあるぞ。

すると、そばにいた記録係りみたいな人が、

「あの○○ですか?」

と言う。

「そうだよ」

と鑑定士(らしき人)。


そんなやりとりを、すこぶる面白く眺めておりました。


結論から申しますが、それがそうであるかどうかはがないから鑑定登録されません。

ただ、じいちゃんのこれ、どういう経緯であるにせよ、うちにあったお陰で、じいちゃん97まで無事に生き抜きました。
(そして、我が家は、大過なくここまで来ております)

そう思うとだな、これはお守りに思えたあたしです。


ひっそりと、あたしに引き継がれたコレ。

警察に初めて行ったとき、

「人殺しの道具なんだかんな!」

と言われまして、そうなのであろうなぁ・・・と思いつつ、

「こちらで廃棄することもできるんだよ」

とも言われましたが、それは今でなくても判断できるはずで、もうちょっとあたしは、コレとの邂逅の意味を知りたいと思ったのでありました。


じいちゃんの残したもの。

いましばらく、じいちゃんの面影と共に、楽しみたいと思います。




「お前、また、くだらないこと考えているんだなぁ・・・」

(ちょっとだけ、哲学的なお顔であたしを見つめています)

という感じで、今日もももちゃん、あたしを見守ってくれています。

あまねく、穏やかでありますように。


ありがとうございます。

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