ぴかの独り言 GooBLOG vol.1

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ばあちゃん、無事入院。

2006-08-25 09:03:00 | ノンジャンル
おはよ。


一昨日より二日かけての長野県へのドライブでした。


じいちゃんとばあちゃん(と車椅子)を乗せて、午前中に来てくださいという病院の指示通り、朝早く出発をしました。

伊勢湾岸道ができたおかげで、長距離ですが、あまりストレスを感じないで運転が出来ます。

ありがたいね。


片道270キロくらいの道中でした。


走行はスムーズですが、唯一予想外の時間は、ばあちゃんのトイレ


ばあちゃんは頻尿の上、ズボンの上げ下ろしに時間がかかるのね。

それと、パーキングによっては、手すりが付いたなだらかなスロープがあり、「歩いてみようかしら」という気になると、20メートルの距離を10分かけて歩いてみたりするのよ。

今回の目的は、ばあちゃんの搬送ですが、それはそれとして、親子水入らずの旅行でもあるので、まぁのんびり楽しんでいけばよいかと、あたしもじいちゃんも思うのでした。


さて5時間弱のドライブの果て、やってきましたカケユ病院

早速入院の手続きをして、病室へ参りました。


これから2ヶ月の入院生活ですので、ダンボール3つ分の荷物を解いて、自分のあてがわれた空間に、使い勝手がよいようにばあちゃんの指示の元、配置していきます。


担当の医師のお話があったりするものですから、夕方4時までかかりました。

じいちゃんは、お昼過ぎにホテルへ先に行かせて、ゆっくりさせました。


とりあえず準備も整いましたので、今日はばあちゃんにお別れをして、じいちゃんとホテルで温泉に入ります。


定宿になりました「斉藤ホテル」というところは、じいちゃんお気に入りのホテルです。

なぜかじいちゃんは、今回ココの最上階12階の立派な部屋を取りました。

何か、思うところがあったのかしらん?


さすがに借景が見事な部屋でした。

2間ほどの窓の向こうには、真緑の木々に覆われた山がドーンと構えておりました。

窓から見えるのは、全部ミドリ。(英語で言うと、オールグリーン)

すばらしかったなぁ。

じいちゃんは、その景色だけでも充分満足をしたようでした。


緑一色 山や 晩夏の潔さ
(みどりいっしょく やまや ばんかのいさぎよさ)


その晩は、お風呂に入り食事をして、8時には就寝。

じいちゃんも朝が早かったしね。

おつかれさまでした。


二日目、4時半に目が開いたあたしは、早速にお風呂へ。

早朝の露天風呂に立つと、山の精気を感じて、それは気持ちがよかったのでした。


素裸に 森の粒子の 染み入らる
(すはだかに もりのりゅうしの しみいらる)


間もなくじいちゃんも起きだして、食事までの間、近くの山のお寺まで散策です。


ばあちゃんの快癒を祈り、お参りをして、じいちゃんとしばらく山の中にたたずんでおりました。


後ろ手に コオロギを聞く 老いの父
(うしろでに こおろぎをきく おいのちち)


やがて穏やかな時間が過ぎまして、父と再び来た道を戻り、食事を済ませ、母のいる病室を訪ねました。


昨夜は眠れなかったとこぼしておりましたが、いずれ慣れるでしょう。

なにか、やり残しはないか、不都合はないかと尋ね、いよいよしばしのお別れです。


後から読んでねと、一辺の俳句を置いて、涙目の母に、別れを告げました。


病室に 精気あふれて 山の夏
(びょうしつに せいきあふれて やまのなつ)


ばあちゃん、リハビリ楽しめよ~!


追伸

そんなこんなで、お仕事の仲間で大切な約束事があったのですが、不参加の欠礼をいたしました。

FKCのみなさま、この場を借りまして、ごめんね~。
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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (うらら)
2006-08-25 14:26:14
おかえりなさい。

ぴかさんは、ほんとうに親御さん思いですね。

いつもながらの美しい俳句を読ませていただきました。

景色が見えてきそうですし、
おとうさまのことを詠まれた句は、
心穏やかな気持ちになります。

ただ、素っ裸の句は、想像したくありません。

悪しからず。

仕事に戻ります。
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Unknown (ちた屋)
2006-08-25 17:28:53
 ぴかさん、ご心配なくFKC撮影は無事に終わりました。
鹿教湯っていいところですよね・・・。名前からして風情のあるところですね。朝晩の涼しさなんてきっと最高だったことでしょう。
 私も親孝行しなきゃ・・・なんてほんの一瞬思いました。
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Unknown (ぴか)
2006-08-26 05:27:58
うららさん、いつもありがとさん。

この前、父に、「取り合わせ」を聞いてみました。

意味はわかりましたが、それ自体は俳句の価値とはあまり関係がないらしいです。

また、遊んでください。


ちた屋さん。

お知らせありがとうございました。

メンバーの皆様には、大変申し訳なく思っておりました。

衿もお手間をかけまして、ありがとうございました。

あらためて、お礼に上がります。

親孝行・・・といわれると恥ずかしいほどで、親を見て「いずれわが身・・・」と感じるからというのがホンネです。

ご両親、ご家族とお店を繁盛させているちた屋さんこそ、親孝行だと思っています。

コメントありがとうございました。
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