お楽しみは、これからだぁ！

こんにちは。

書き入れ時には違いないのですが、イマイチ去年の流れと違いゆるいので（悪い意味ではないのですよ）、ついつい気があらぬ方へ向いてしまいがちです。

そんな昨日は、長男から教えてもらった、こんなところを眺めていて、なぜか火がついた。

http://baikuto.doorblog.jp/archives/53636103.html

いくつくらいの方なのかわかりませんが、バイクで日本全国を気の向くままに旅をしたようです。

・・・単純に、５４才のアタクシ、憧れます。

そして、彼の言葉そのままだとすれば、バイクの一人旅の醍醐味は・・・野宿。

（その昔・・・長男と二人だけで出かけたキャンプが一度だけありました。彼は高校生になっていたのだろうか？川沿いのキャンプ場でテントを張って二人で一晩を明かしましたが、買ってきた食べ物があっという間になくなって、ひもじい思いをした覚えがあります。そのそばで、ブラジル人の団体が豪勢なバーベキューをしておりまして、あたしは物乞いに行こうかと思った記憶があります。結局行かなかったんですが・・・その時彼は、何を想っていたのだろう・・・？と、ふと思い出しました。）

まもなく５４才、持病はないながらもかなりの高血圧のP。ちょっと危ないかなぁ・・・と思いつつ、心は遠く旅の果てへと飛びまして、手持ちのもので野宿ができないかと早速にしまい込んであったものを揃えてみました。

ジャン！



左から、シュラフ（あたし用として米軍仕様のごついのを持っていますが、バイクには長男用に買ったこちらがコンパクトだと思われます）、寝床シート、テント（一昨年、発作的に３０００円くらいでネットで買いました）、コールマンのストーブ、五徳、LEDヘッドライト（これもテントと一緒に発作的に買いました）。

この他に、フライパン、シェラカップ、箸、を用意しましたところ、このまんま、あたしはどこへでもいけそうな気がしたのでありますの。

そうしてみると、世間様のシガラミはさて置いて、一人になるということは、案外身軽になれるものだと今更ながらに気がついてしまったのでありました。

そこで改めて考えた。

それはそれで良い。

が、己の楽しみがあるだけで、そこには何も生産性がない。
（切羽詰っていないだけ、まだありがたいですね）

ここでいう生産性とは、お金の問題ではありません。

世間様に、どう役に立つか？という一点において、これはただのお遊びです。

お遊びも大切。

でもね、あたしの人生、それだけで終わらせるつもりはありませぬ。

心は遠くに遊ばせながら、足元の大切なものはきっちりと認識していようと、並べた道具を見ながら感じておりました。

でもさ・・・何かウキウキとしておりました。


遊びをせんとや生まれけん

戯れせんとや生まれけん

　　　　　　　梁塵秘抄