3回目のリレー練習でした。
この日はバトントラブルの対処法を教えました。
バトンパスは、必ずしも上手くいくとは限りません。
早く出過ぎた、遅く出た、バトンを落としたなど、そのときで様々な状況が起こります。
その中の、バトンを落としたときにどうするか?を説明しました。
ルール上、バトンを落としても失格にはなりません。
しかし、落としたときの拾い方に注意です。
バトンパスは、成立したかどうか?がポイントです。
渡して手から受け手に、バトンが渡っていれば、バトンパスが成立です。
これが、バトンが渡るか渡らないか、微妙な瞬間でバトンを落とした場合、まだバトンパスが成立していませんので、
バトンの渡し手が拾います。
渡し手から受け手にバトンを渡り、バトンパスが成立したのに、バトンを握り損ねて落とした場合、受け手が拾います。
渡し手の人は拾ってはいけません。
文書にするとややこしいのですが、クラブ員には身振り手振りのジャスチャーで教えました。
わかってくれたかな?
難しいのは、これを瞬時に判断して行うことです。
小学生にできるかな?と思われがちですが、
できる、できない、ではなく、陸上競技のルールとして教えています。
ルールを教えられないのでは、指導者失格ですからね。
メイン練習は、1人50mを4人で走る200mリレーです。
1人50mだと後半の減速が少なく、スピードに乗ったいいバトンパスができます。
今回のリレーも見応えがありました
しかし、一部のチームでは、なかなかバトンがつながりませんでした。
しかも、なんだかチームの雰囲気があやしい…
リレーはバトンパスが上手くいくと楽しいのですが、失敗が続くと、感情的になってしまうこともあります。
そこはチームで話し合いを重ねましょう。
どうしたら上手くいくのか?
それは相手を思いやる気持ちです。
その後は、アドバイスをしてあげると上手くいきました。
そうすると、子供たちもニッコリ
次回は1人100mの400mリレーです。
頑張りましょう