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県民、さらに賢民になろう:理系女子が希望の星

2018年09月29日 | Weblog

県民の賢さ指数は、まだ分析の理論が開発されていない。よく文部科学省の学力テストが指標として利用されるが、分母の少ない秋田、福井、石川、富山が上位にきて、新潟が低くなるのは、指標としては主旋律においてはならないデータを示している。「論語」では、先知先覚の人材を意味している。これは、人口比の問題ではない。賢さとは、なにか?例えば、訴訟マニアのような係争をあまり好まない。犯罪の発生率が低いとなると、民度の問題となる。実は、一般に非公開のデータがある。それは、大学センター試験の得点データである。科目別の得点分布が県別に整理されている。ただ、平均値や偏差値では、「賢民」の指標にはならない。では、東京大学の入学者で決まるのか?そうとも言えないだろう。ただ、とても周辺の数値だが大事なのは、賢母が賢民を生み出す。僕がほれぼれするのは、「理系女子」リケジョである。これは、3つの関門がある。中三の学テの県民女子の理数の県別の偏差値、つぎに、大学センタ試験における県民女子の県別偏差値、さらには理系の大学院の修士コース(医薬工理)に占める県民女子の県別シェア―率である。日本の文系は、賢いのは狡さと表裏なので、嘘の少ない理系こそ県民の賢民を生み出すポイントだ。これは、人口総数で議論する人口論にたいし、人口資質を加味した議論である。政策当局は、非公開できちんと研究し、県立高校、県立大学・大学院の教育に生かしてほしい。県立大学には、絶対に文系の学部はつくるべきでない。製薬工学は学科から学部へ昇格できるように、富山女子の名門として育てることである。

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