子夏は、孝悌の行いがきちんとできれば、それだけでも、学んだと評価してもよい、と言った、渋沢栄一さんは、何事も実行が先に立つと、この子夏の言葉を誉める。なお、原文の「賢賢易色」は、賢を賢とし色に易る、と読み、「色」を好色と解釈するが、中村の研究では、顔色を変える、つまり、食事と日常の倫理により、顔つきも顔色も変わってくることを意味している。好色とすれば、渋沢さん、相当な好色家だったそうだ。賢人を賢人として敬い、食事と気持ちの張りにより顔つきを良くするのも、孝悌の一つだという。
子夏は、孝悌の行いがきちんとできれば、それだけでも、学んだと評価してもよい、と言った、渋沢栄一さんは、何事も実行が先に立つと、この子夏の言葉を誉める。なお、原文の「賢賢易色」は、賢を賢とし色に易る、と読み、「色」を好色と解釈するが、中村の研究では、顔色を変える、つまり、食事と日常の倫理により、顔つきも顔色も変わってくることを意味している。好色とすれば、渋沢さん、相当な好色家だったそうだ。賢人を賢人として敬い、食事と気持ちの張りにより顔つきを良くするのも、孝悌の一つだという。