心とほんとの会話屋さん

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承認欲求 ~欲求の五段階< マズロー> ~ を求め続けるわたし

2013-10-29 21:23:44 | 本のネタ
 昨日、めまいや耳鳴り、顔のしびれなどの体調不良を起こし、大学病院で詳細検査したことをきっかけに気付いたことをご紹介します。
 CTやMRI検査の結果、肉体面での異常は見つかりませんでした。ですので、精神面の異常からの体調不良と推測されることは昨日のブログでご紹介した通りです。
 では、なぜ体調不良を起こすまで、わたしは時間を有効に使うことに固執したのでしょうか?一日経過し、落ち着いてみると、どんどん頭の中がクリアになっていきます。
 会社で与えられた仕事に対し、与えられたテーマ以上の対応をすることで、お客様に付加価値を提供することに貢献したいという欲望がある一方、社内の方々から『すごいよね、よくやったよ』との称賛の声を受け取りたかったのです。
 また、プライベートで勉強している心理学でも、40代後半になって、勉強に取り組んでいること自体を認めてもらったり、ワークショップ開催などの行動をすることで、『すごいよね、よくやっているよ!』という称賛の声が欲しかったのです。

 今、称賛の声に枯渇しているのは、社内での居場所確保・自尊心確立のためではありません。社内から飛び出す、新たな一歩を踏み出す勇気・自信が欠落しているので、その自信をもらいたくて、周囲からの称賛の声を求めていたのです。
 しかし、自信というものが、周囲から与えられるものでなく、内部から湧き上っていくものであることを考えると、現代人が『もっとお金を! もっといい生活を!』と欠乏欲求をむき出しにしているのと、何ら変わりがないことに気付いたのです。

 周囲からの称賛の声がなくとも、自分自信でやっていること、向かっている方向が、自然の摂理に反していないことを客観的に捉え、わたしなりのスピード感で歩み続けようと決意を新たにしたのです。周囲の速度や価値観に惑わされることなく、自分らしい人生を歩むことが大切なので。
 そんな折、今月末で同僚の一人が会社を立ち去ることを知りました。果たして、彼はどういう考えに基づき、どういう行動をしたのでしょうか。明日、少し時間をもらって聴いてみることにします。非常に志が高い方だったので、秘めたる思いが爆発したのだと推測してます。明日が楽しみです。



 さて、明日のテーマは、文字化・図式化することの意味について、ご紹介予定です。