心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

最近、体験した怒りの感情

2013-10-03 21:27:04 | 本のネタ
 以前、怒りの感情が発生するメカニズムをご紹介しましたが、メカニズムを理解していても怒りの感情が発生することを完全に消し去ることはできません。今日は、最近感じた怒りの感情を振り返ってみたいと思います。

 まず最初に思い出すのが、仕事を進めるに当たり、適切に課題設定をすることを怠り、不適切な人に宿題を振りまくことが多いことに怒りを感じたことです。会社は、お客様に価値提供することにより対価をいただくことで成り立っているはずです。こんなことは小学生でも分かっているころでしょうが、意外なほどにこの観点からかけ離れた観点で課題設定をして、解決方針を出す人が多いのです。
 リーダーシップに関する本には、リーダーの重要な役割の一つとして”問題事象から適切な課題設定をし、適切な解決方針を見付けだし、適切な人に解決を委ねる”と書かれています。つまり、課題設定を誤らなければ、関係ない人々に解決を委ねること必要もなく、お客様への提供価値を高める活動に専念できるのが、成長する会社の姿なのです。
 残念ながら、ここ数週間、本来の姿とはかけ離れた事象が、私の周囲で頻発しており、私に直接的影響が出ないように振舞ってくれている同僚がいる状態が続いています。自分に被害が出ないから、私自身に怒りの感情が芽生えないかと理屈上は考えていたのですが、感情は理屈ではなく、怒りの感情が芽生えてしまったのです。さてさて、この怒りの感情の元にあることは何なのか、知りたくて自分の感情が芽生えたメカニズムを振り返ってみました。今回の事象では、私の自尊心は傷つけられていないので、私の期待を裏切ることが発生したのだと考えました。さて、どんな期待を裏切られたのでしょう???このことを突き詰めることで、私の価値観が見えてきたのです。その価値観とは、”人間は苦しんで生きるためでばく、幸せに生きるために生まれた!という考えを具現化することを大切にしているということだったのです。これって、仕事で発生する事象だけでなく、家族との関わりなどでも発生することだと気付きました。
 自分自身の価値観に気付くのは、今後発生する事象への対処方法を学ぶ上で、非常に大切なことなのです。是非、自分にどういう価値観があるのかを見つめてみてください。



 さて、明日は、手帳の活用方法で気付いたことをご紹介予定です。