心とほんとの会話屋さん

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読書の効果について、体感したこと・期待していること

2013-10-12 21:09:22 | 本のネタ
 昨日は、以前から予定されていた飲み会に参加したにも関わらず、事前にブログ記事の準備をしていなかったため、急遽、お休みをさせていただき、失礼しました。やっぱり段取りが大事だなぁって感じました。

 さて、本日は、読書の効果について、体感したこと・期待していることをご紹介します。
 読書を継続することで感じてきた読書の効用は、先人の知恵を吸収するとともに疑似体験できることです。有名な言葉に、”賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ”というものがあります。これは、自分の経験だけを頼りにすると、視野が狭く知見が乏しい愚者になってしまうことを表現しています。では歴史に学ぶ賢者になるためにどうしたらいいかというと、先人の経験・知恵が詰まった”本”を読むことなのです。
 人間の脳構造を理解すると、いかに先人の知恵を吸収し新しいことを創造することが重要なことかが分かります。人間の脳には、知識を記憶しておく”後頭葉”と、記憶したことを組み合わせて新たなことを創造する”前頭葉”が存在します。つまり、後頭葉に蓄積する知識を自分自身の経験だけにとどめると、自分の経験の組み合わせでしか新しいものを創造できなくなるのです。この後頭葉に、先人の知恵・経験をインプットすることにより、創造力を豊かにすることができるのです。この脳構造を勉強した後、前頭葉が発達した人間という動物に与えられた役割を考えずにはいられませんでした。前頭葉を活用して、核兵器や原子力発電所等を開発して、地球の環境を汚染することが人間の役割でなく、壊れつつある地球環境を正常な状態に戻すために活用するために存在していると信じたいと感じております。そのためには、自己中心主義でなく、昔の日本のように利他精神が広まらないとだめでしょうね。果たして、人間はその世界に戻すことができるのでしょうか?それが現代人に課せられた”課題”なんでしょうね!

 少し話がそれたのですが、読書を通して先人の知恵を吸収することの大切さは理解してもらえたとすると、どれだけ知恵を吸収すると変化を体感できるのかということに言及してみます。これは、私もチャレンジ中なので自分の体験として断言はできませんが、読書数が100冊を超えたあたりから知恵と知恵が関連づいて、新たなアイディアが思う付く感覚を感じることができます。この感覚を身に付けると、この感覚を持っていない人との会話に違和感を感じるストレスを受けるのです。最近、私が会社の同僚との会話で違和感を感じているのは、この観点かと思っています。自宅や職場の本棚を確認してみると、ようやく200冊を超えてきたのです。最終的には、1000冊の読書を完了した人は、頭の中の知識・知恵の組み合わせで独自の提供価値を創出することができ、一生涯の生活に困らない状態にできるらしいです。この1000冊という目安は、千田琢哉さんだけでなく、本田健さんなどの著名人が紹介しているので、間違いない数字だと思います。さぁ、残り800冊をどういうペースで読んでいこうかな?!目標を定量数値で表現できれば、日々の行動目標に落とすことができます。毎日1冊なら、2年ちょっとで、その瞬間を体感できるのです。正直、ワクワクして仕方がありません!期間を短縮するには、1日2冊とかペースをあげるしかないので、日々の生活で無駄にする時間を放っておく気持ちは皆無です。みなさんはどういうペースで読書していますか?!一生涯で1000冊を超える読書数になるのかどうかを一つの目安にしてはいかがでしょうか?


 さて、明日は映画観賞で気付いたこと・感じたことをご紹介予定です。