映画”ライアーゲーム”を鑑賞して感じたこと。
それは、自分さえ良ければという観点で
たくさんのことを無自覚に実施しているのだということ。
11人の参加者が、巧妙なルールに基づき
3種類のリンゴのうち、1つを投票し
投票結果に基づき、各自の所持金が億単位で上下するという
心理ゲームを描き出した作品。
そのルールの中には、
全員が同じリンゴを投票すれば、
全員が1億円を獲得できるというルールがある。
シンプルに考えれば、
全員で一致団結してそれを愚直にやり続ければいい。
にも関わらず、自分だけがより多く(2-10億円)の
報酬を獲得できるシナリオを目指し、
違うリンゴを投票してしまう。
「自分がより良い結果を得るためには
他人がどういう結果になっても構わない」
とってもシンプルなゲームなので、
誰がそういう行動をしたのかは一目瞭然。
鑑賞後、今の資本主義経済の中で暮らす自分自身が
無自覚ではあるものの、
他人の犠牲の上で幸せな時間を
過ごさせてもらっていることを感じ始めた。
とっても安い価格で、
比較的良質なもの/サービスを受けられるのは、
必ずどこかにしわ寄せが出ているはず。
この感覚を持ちながら、
世の中を眺めると違和感を覚えることが多いはず。
そんな感覚に気づかされた作品だったので
備忘投稿させていただきました。
今朝の投稿を読んで
あなたが購入するものやサービスが、
どういう方々の力によって提供されているかを
意識するきっかけになれば嬉しい限りです。
本日も最後まで読んで下さり、
有難う御座います。
追伸)
いきなり他人の犠牲なしの生活をしようとすると
何もできなくなりそうなので、
ひとまず、どういう方々のおかげで
享受できているのかを意識することにします!
【しあわせです、感謝!】