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心とほんとの会話屋さん

自身のうつ病経験を振り返り、悩み解決をサポートしてくれる本を紹介します。また、成長の気づきになる情報・言葉を発信します!

比較の対象は、昨日の自分!

2014-02-17 22:29:08 | 本のネタ
 多くの会社では、相対評価が導入されています。
 つまり、周囲の人々と比較して、自分がどのような位置づけにいるのかが評価の結果になるのです。
 相対評価をつきつめると、周囲がライバルになるのは、火を見るより明らか。

 周囲に目線を配り続けると、誰それは、どういうことを考えているから、こうした方がいい!
 あの人は、このように考えているから、ああした方がいい!、と自分でどうしたいのか!という信念が弱くなり、周囲に評価される言動を繰り返すことになります。
 周囲に評価されるための言動を繰り返すと、残念なことに、周囲から”風見鶏”と言われ、信頼を失ってしまうのです。
 しかも恐ろしいことに、それなりの立場にいる方々の信頼が失墜するのには、時間がかかるため、いつから崩壊が始まったのかがわからないのです。

 それはまるで、ローマ帝国が崩壊するときのプロセス同様、内部崩壊が進んだのちに、ゲルマン民族にとどめを刺されるようなものです。


 では、この崩壊を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
 意外と簡単なことですが、比較の対象を昨日の自分にすることです。
 昨日の自分に比べ、少しでも成長するような日々を繰り返せば、5年後・10年後は見違える自分になること間違いなし!
 時間はかかりますが、昨日の自分と比較して少しでも成長する日々を過ごしてみてください。

 周囲と比較することに慣れた、日本の現代では、あっという間に差をつけることができますよ。
 そうなってしまえば、価値観だけでなく、会話も噛み合わなくなるはずです。
 少し孤立するでしょうが、その環境には適さないほどに成長した証として自信を持っていいのです。
 孤立が辛いからといって、環境に適応した言動に戻っちゃだめですよ!

 とはいっても、人間の本能の一つに、群居本能があるので、孤立は辛いでしょうが。。。
 


 本日も最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
 お休みなさいませ。